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フーシ派の紅海船舶攻撃で初の死者、2人死亡

ロイター / 2024年3月7日 5時46分

イエメンの親イラン武装組織フーシ派が6日、紅海で商船にミサイル攻撃を行い、船員2人が死亡した。3月1日撮影(2024年 ロイター/Maxar Technologies via REUTERS)

Jonathan Saul

[ロンドン 6日 ロイター] - イエメンの親イラン武装組織フーシ派が6日、紅海で商船にミサイル攻撃を行い、船員2人が死亡した。米英当局者が明らかにした。フーシ派が同海域で船舶攻撃を開始してから死者が報告されるのは初めて。

攻撃により、バルバドス船籍でギリシャ所有の「トゥルー・コンフィデンス」がイエメンのアデン港沖50カイリ付近で炎上した。フーシ派は攻撃を行ったことを認めた。

英大使館はX(旧ツイッター)への投稿で「少なくとも2人の罪のない船員が死亡した」とし、国際海運に対するフーシ派の無謀なミサイル発射による不可避の結果だと述べた。

米政府高官も船員2人の死亡を確認した。

海運関係筋は先に、ミサイル攻撃を受けて船員4人が重いやけどを負い、3人が行方不明になっていると述べていた。

船を運航するギリシャの会社によると、乗組員20人と武装警備員3人の状況は不明。国籍はフィリピン人15人、ベトナム人4人、スリランカ人2人、インド人1人、ネパール人1人という。

英国の海事機関UKMTOは、連合部隊が同船と乗組員を支援していると述べた。

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