イスラエル、ガザ南部でハマスと交戦 ラファに避難民押し寄せる

　１２月７日、イスラエルは、パレスチナ自治区ガザの主要都市でイスラム組織ハマスと交戦し数十の標的を攻撃したと明らかにした。写真は境界線付近を走るイスラエル軍の戦車（２０２３年　ロイター/Athit Perawongmetha）

Bassam Masoud　Nidal al-Mughrabi　Dan Williams

［ガザ／エルサレム　７日　ロイター］ - イスラエルは７日、パレスチナ自治区ガザの主要都市でイスラム組織ハマスと交戦し数十の標的を攻撃したと明らかにした。

イスラエルは、前日中心部に進攻したガザ南部の中心都市ハンユニスで戦闘員を殺害したと説明した。

パレスチナ保健当局によると、中部ヌセイラット難民キャンプでイスラエルの空爆を受けて４人が死亡し、ハンユニスでも７日朝の攻撃で２人死亡した。

イスラエルが安全と説明したラファにはガザ市民が押し寄せている。このほか、イスラエルが安全とした南部の地中海沿岸のアルマワシにも避難民が流入しているが、支援組織によると、かつてのベドウィンの村は収容施設や食料、その他必要な物資が不足している。