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ディスインフレ進行中、「相当な」不確実性が存在=SF連銀総裁

ロイター / 2024年5月10日 5時41分

米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は9日、今後数カ月の米インフレの動向について「相当な」不確実性があるとしながらも、依然として物価圧力は緩和し続けているとの見方を示した。2023年8月撮影(2024年 ロイター/Ann Saphir)

[フェアファックス(米バージニア州) 9日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は9日、今後数カ月の米インフレの動向について「相当な」不確実性があるとしながらも、依然として物価圧力は緩和し続けているとの認識を示した。

ジョージ・メイソン大学で収録されたポッドキャストのインタビューで「ここ3カ月のデータは依然不安定だが、金融政策は依然として機能していると思う。本当に良い意味でディスインフレが起こっていると思う」と述べた。

米連邦準備理事会(FRB)が年内に利下げを開始する公算が大きいかどうかについては言及せず、自身は「様子見モード」だとした。

労働情勢については、雇用の伸びが鈍化している可能性はあるものの、利下げを正当化し得るほど労働市場が悪化している証拠はないと述べた。

月間の雇用の伸びはなお底堅く、現在見られる「減速」は「単に 正常な伸びとみなされる水準に戻りつつある」という認識を示した。新規雇用の正常な伸びとはおそらく月間11万─12万人とした。

「インフレが根強く、一段の進展が見られないというシナリオの下では、労働市場低迷の兆候が確認されない限り、金利の調整に着手するのは適切ではない」と強調した。

デイリー総裁は今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つ。

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