米下院、コロナ追加対策を再可決 バイデン大統領12日署名へ

米下院は１０日、バイデン大統領の掲げる１兆９０００億ドル規模の新型コロナウイルス追加経済対策法案を再可決した。写真は３月８日、ワシントンの連邦議会議事堂前で撮影（２０２１年　ロイター／Erin Scott）

［ワシントン　１０日　ロイター］ - 米下院は１０日、バイデン大統領の掲げる１兆９０００億ドル規模の新型コロナウイルス追加経済対策法案を再可決した。

ホワイトハウスはバイデン大統領が１２日に署名すると表明。上院は通過済みのため、法案は大統領の署名を経て成立する。

法案には大半の国民へ１人当たり１４００ドルを直接支給するために４０００億ドル、州・地方政府支援向けに３５００億ドルが盛り込まれている。

バイデン氏は下院可決を受け「救済策が用意できた」とツイッターに投稿。上院民主党トップのシューマー院内総務は「経済的、政治的、さらには政府に対する信頼に至るまで、米国民に大きな影響を及ぼす」と述べた。

法案は賛成２２０、反対２１１で通過。民主党議員ではジャレド・ゴールデン議員（メーン州選出）のみが反対票を投じた。

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