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ナワリヌイ氏陣営、プーチン氏の弱さ露呈に照準 ロシア大統領選で

ロイター / 2023年12月12日 12時36分

 12月11日、ロシアの反体制派指導者で服役中のアレクセイ・ナワリヌイ氏(写真)の陣営は、次期大統領選でプーチン大統領を負かすことはできないものの、100日間の選挙戦がウクライナ侵攻や経済という重要な問題で大統領の脆弱さを示す好機になるとの見方を示した。写真は流刑地からビデオリンクを通じてスクリーンに映る同氏。ロシアのモスクワで4月撮影(2023年 ロイター/Yulia Morozova)

Mark Trevelyan

[ロンドン 11日 ロイター] - ロシアの反体制派指導者で服役中のアレクセイ・ナワリヌイ氏の陣営は、次期大統領選でプーチン大統領を負かすことはできないものの、100日間の選挙戦がウクライナ侵攻や経済という重要な問題で大統領の脆弱さを示す好機になるとの見方を示した。

プーチン氏は8日、来年3月の大統領選に出馬する考えを表明した。ナワリヌイ氏が服役中で、他の反体制派も収監されているか亡命しているため、有力な対抗馬は出ていない。

ナワリヌイ氏側近のレオニード・ボルコフ氏は、国民が政治に注目し、公約や解決策を期待する選挙期間中、政権が難しい話題を避けるのは難しいと指摘。「プーチン氏は人々が憂慮する問題への答えを持っていないため脆弱だ」とし、戦争がいつどのように終結し兵士が帰還するかという出口戦略や、貧困、汚職などを例に挙げた。

プーチン氏以外に出馬の意向を表明したのは今のところ3人。うち2人は知名度が低く、出馬に必要な30万人の署名を集められるか不透明。3人目はイーゴリ・ギルキン元連邦保安局(FSB)大佐だが、過激派扇動の疑いで拘束され裁判を待つ身だ。

ナワリヌイ氏の陣営はプーチン氏以外の候補者に投票するよう呼びかける運動を既に開始している。

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