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米コストコ、9─11月は売上高・利益ともに予想超え

ロイター / 2023年12月15日 13時49分

 12月14日、米コストコ・ホールセールが14日発表した第1・四半期(11月26日までの12週間)決算によると、安価な食料品と生活必需品の売れ行きが好調だったことから、売上高が前年同期比6.1%増の578億ドル、1株当たり利益は3.58ドルとなった。カリフォルニア州で2013年撮影(2023年 ロイター/Mike Blake)

Granth Vanaik

[14日 ロイター] - 米会員制倉庫型ストアのコストコ・ホールセールが14日発表した第1・四半期(11月26日までの12週間)決算によると、安価な食料品と生活必需品の売れ行きが好調だったことから、売上高が前年同期比6.1%増の578億ドル、1株当たり利益は3.58ドルとなった。

いずれもLSEGがまとめた市場予想を上回ったため、時間外取引で株価は一時約2%上昇した。

市場予想はそれぞれ577億2000万ドルと3.42ドルだった。

売上高総利益率(粗利益率)は0.43%ポイント上昇して11.04%。同社は物流コストが減少したことが要因とみている。

米国では物価高騰が長引き、借金の元利支払い負担の増加で家計のやり繰りが苦しくなっているものの、コストコは実店舗で特定商品を買った会員には価格の2%に当たる特典を毎年サービスするなどして常連客をつなぎ留めた。

また、生活必需品の低価格戦略を維持して売上高を増やし、業界の販売シェアを大きく伸ばした。中でも、プライベートブランド(PB)の「カークランドシグネチャー」の商品に加え、新鮮な食品や雑貨といった消費財の堅調な売れ行きが特徴だった。

リチャード・ガランティ最高財務責任者(CFO)は決算発表で、ブラックフライデーに売れ行きが予想を超えて伸びたと振り返った。その後のサイバーマンデーも同様に好調だったという。

有料会員総数は第1・四半期に7.6%増加し、会費収入が8.2%増の10億8000万ドルに上った。ガランティ氏は「顧客基盤が拡大し続けており、うれしい驚きだ」と話した。

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