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公正な自動車市場を望む、「不当廉売」は厳禁 訪中の独首相表明

ロイター / 2024年4月15日 20時18分

4月15日、中国を訪問中のドイツのショルツ首相は上海の同済大学で講演し、中国車にとって開かれた公正な欧州市場が望ましいが、ダンピング(不当廉売)や過剰生産、知的財産権の侵害があってはならないと述べた。写真は14日、重慶の水質モニタリングプロジェクトを視察するショルツ氏(2024年 ロイター/Andreas Rinke)

Andreas Rinke

[上海 15日 ロイター] - 中国を訪問中のドイツのショルツ首相は15日、上海の同済大学で講演し、中国車にとって開かれた公正な欧州市場が望ましいが、ダンピング(不当廉売)や過剰生産、知的財産権の侵害があってはならないと述べた。

ショルツ政権は昨年、対中戦略をまとめた外交政策の指針を公表し、メルケル前政権の融和路線を転換させた。今回は方針転換後、初の中国訪問で財界要人も同行している。

ショルツ氏は「ドイツや欧州では、ある時点で中国車が見られるようになるだろう。ただ一つ常に明確にしておく必要があるのは、競争は公正でなければならないということだ」とし「つまりダンピングがなく、過剰生産がなく、著作権の侵害がないことだ」と述べた。

官僚的な手続きなしに企業が現地に生産施設を建設できるようにすることが重要だとも発言。「だからこそ私が中国を訪問する際は必ず、公平な競争条件と言っている。当然、われわれは自国の企業が制限されないことを望む」と述べた。

その後、中国の過剰生産能力から欧州連合(EU)は自衛すべきとのフォンデアライエン欧州委員長の主張についての質問にショルツ氏は慎重な姿勢を示した。

ショルツ氏は16日に中国の習近平国家主席と会談し、ウクライナに侵攻したロシアの戦時経済に対する中国の支援について協議する予定。

ドイツ政府・企業は台湾を巡って将来紛争が起きるリスクも警戒している。

ショルツ氏は小国は大国におびえて暮らすべきではなく、国境を力で変えるべきではないとも語ったが、中国の名指しはしなかった。

グローバルな価値観や国と国の関係を隣人の関係に例え「隣人を恐れるべきではないというのが原則の一つだ」とし「私たちは自分の生活でそうしたことを望んでいる。もし隣人が筋肉隆々とした大きな強い人なら、その人にあいさつをして痛い目に遭わされたくないと常に考えるだろう」と述べた。

前週末のイランのイスラエルへの攻撃については、イランを「深刻な事態緊迫化」の引き金を引いたと批判、イスラエルとその同盟国が攻撃を最大限阻止したと称賛した。

イスラエルがイランへの反撃を計画しているとの見方が出ていることに言及し「この(攻撃阻止)成功を無駄にすべきでない。だからこそ、緊迫化の緩和に貢献すべきだと助言する」と述べた。

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