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中国との外交努力、「良くない方向」に向かっている=比大統領

ロイター / 2023年12月19日 16時50分

 12月19日、フィリピンのマルコス大統領(写真)は、中国との外交努力が「良くない方向」に向かっているとして、南シナ海問題への自国の取り組み方に「パラダイムシフト」が必要だと述べた。写真は17日、都内で代表撮影(2023年 ロイター)

[マニラ 19日 ロイター] - フィリピンのマルコス大統領は、中国との外交努力が「良くない方向」に向かっているとして、南シナ海問題への自国の取り組み方に「パラダイムシフト」が必要だと述べた。

16日に日本メディアのインタビューに応じ、内容の一部が18日にフィリピンメディアと共有された。大統領府によると、マルコス氏はこの中で、これまでの外交努力が中国によって無視されていると語った。

同氏は「これまでのところ、われわれは伝統的な外交方法に頼ってきた。しかし、長年にわたってそうしてきてもほとんど進展がない」と指摘。「この状況に関わっていると感じている国々はそろそろパラダイムシフトを考えなければならない」と述べた。暴力的な紛争は避けたいと強調した。

その上で、パートナー国と話し合いを続け、「西フィリピン海」に関するそれぞれの責任を明記した共同声明を出す意向を示した。

フィリピンは排他的経済水域内の南シナ海の一部を西フィリピン海と呼称している。

在マニラ中国大使館からは今のところコメントは出ていない。

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