リーグ連覇の下馬評高いのは阪神、それでもヤクルトは「不気味な存在」
J-CASTニュース / 2024年2月24日 10時0分
2023年のWBC準々決勝で活躍する山田哲人。野手陣のカギを握る(写真:CTK Photo/アフロ)
リーグ連覇を狙う阪神の前評判が高い。強力な投手陣をそろえ、野手も大山悠輔、近本光司、中野拓夢、佐藤輝明と全盛期を迎える選手がそろっている。独走を阻止する対抗馬が注目される中、不気味な存在がヤクルトだ。
「投手陣が整備されれば、優勝争いのダークホースになる可能性」
「投手陣が生命線と言われる現代野球でヤクルトは異色のチームです。2021、22年とリーグ連覇した時に2ケタ勝利を挙げた投手が1人もいなかった。決して投手力を軽視しているわけではないのですが、救援陣をそろえて打ち勝つ野球で白星を重ねてきた。23年シーズンは村上宗隆、山田哲人の打撃不振が響いて5位に沈みましたが、この2人が復調して得点力が大幅に上がれば、チームがガラッと変わる。投手陣が整備されれば、優勝争いのダークホースになる可能性があります」(スポーツ紙デスク)
先発陣は小川泰弘、高橋奎二が左右のエースとして2ケタ勝利がノルマになる。サイスニード、ロドリゲス、小澤怜史、吉村貢司郎のほか、ベテランの石川雅規、ドラフト1位の西舘昂汰、2位の松本健吾も先発ローテーション入りを目指す。さらに、故障からの復活を期す奥川恭伸、原樹理が輝きを取り戻せば一気に厚みが増す。西武からトレード移籍で加入した宮川哲の起用法も注目される。
野手陣でカギを握るのが、山田哲人だ。トリプルスリーを3度達成と前人未到の記録を樹立したが、近年はコンディション不良もあり不本意な成績が続いている。昨年は105試合出場で打率.231、14本塁打、40打点、4盗塁。好調を持続できず、得点圏打率.200と好機でブレーキになる場面が目立った。3番が定位置だが、精神的な負担を軽くするためにも下位打線に据える可能性がある。高津臣吾監督がチームをどう立て直すか。
(中町顕吾)
この記事に関連するニュース
-
“スワローズの打線をどう巨人投手が抑えるか” 解説・荒木大輔の見どころは?【巨人ーヤクルト】
日テレNEWS NNN / 2024年5月1日 17時26分
-
【セ・リーグ順位表】2位巨人は今季ワースト9失点で完敗 首位阪神とゲーム差は「1.5」に広がる 3位中日は11得点の猛攻で再び貯金生活
日テレNEWS NNN / 2024年4月29日 18時32分
-
【ヤクルト】首位阪神とは3ゲーム差の「最下位」 打線は破壊力十分「これから巻き返せる」残りのピースは
J-CASTニュース / 2024年4月27日 12時15分
-
原氏と比べて“我慢ができない”阿部監督。印象的だった「丸の送りバント」
日刊SPA! / 2024年4月13日 15時53分
-
「絶好調」中日は「中田&細川砲」投打噛み合う オリックスはまさかの「最下位」大苦戦【セ・パ12球団通信簿】
J-CASTニュース / 2024年4月8日 17時5分
ランキング
-
1真美子夫人の指輪を拡大すると「好感度高い」 大谷翔平との違いに目を凝らすXユーザー続出
THE ANSWER / 2024年5月3日 15時3分
-
2今永昇太がナ・リーグの月間新人賞! カブス1年目〝ノーストレス〟で快進撃
東スポWEB / 2024年5月4日 0時7分
-
3巨人「長嶋茂雄DAY」で坂本V打&猛打賞 岡本和5号2ラン 門脇3打点 戸郷35日ぶり2勝目
スポニチアネックス / 2024年5月3日 20時54分
-
4佐藤輝明のバッティングに掛布雅之氏が喝 「気持ちが前に出ない三振を繰り返すなら…」
Sirabee / 2024年5月2日 18時0分
-
5ド軍にまた日系企業…木下グループと複数年契約 4月から7社目、止まらぬ大谷効果
Full-Count / 2024年5月3日 7時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください