今秋は野球国際大会「プレミア12」開催 ここで活躍すると将来はメジャーへ?過去大会を盛り上げた選手は
J-CASTニュース / 2024年4月22日 17時46分
画像はイメージ
2024年は、オフシーズンも野球観戦を楽しめる――。世界野球ソフトボール連盟(WBSC)主催の国際大会「プレミア12」が11月に開催されるからだ。
2024年4月18日には、「プレミア12」の1次リーグの組分けが発表され、前回大会優勝の日本はグループBに入った。
また、過去の大会を振り返ると、現在メジャーでプレーする選手たちの活躍があった。
上位2チームが次のラウンドへ
日本が入ったグループBは、韓国、チャイニーズ・タイペイ、キューバ、ドミニカ共和国、オーストラリアの6か国と競う。
一方でグループAは、メキシコ、アメリカ、ベネズエラ、オランダ、パナマ、プエルトリコとなった。
グループBは11月13日に開幕する。日本とオーストラリアの開幕戦は「バンテリンドーム ナゴヤ」で行われる。グループBの残りの試合は、台湾の台北ドームと天母スタジアムで開催される予定だ。
各グループ内では総当たりで対戦し、上位2チームがスーパーラウンドに進出する。スーパーラウンド以降は東京ドームで開催され、決勝と3位決定戦は11月24日に行われる。
プレミア12における侍ジャパンの成績は、2015年の第1回大会は3位、2019年の第2回大会では優勝している。過去の大会では、現在メジャーでプレーする選手たちの活躍が目立った。
では、過去2大会はどんな試合だったか、活躍した選手は誰だったか――ここで振り返ろう。
【第1回大会】大谷翔平、韓国打線をシャットアウト
小久保裕紀監督が率いたのが、第1回大会。アメリカやドミニカ共和国、ベネズエラ、韓国などの強豪国と1次リーグで対戦し、5戦全勝で決勝ラウンドに進出した。
1次リーグの韓国戦では、当時日本ハムに所属していた大谷翔平選手が先発し、6回2安打無失点10奪三振の好投。5対0で韓国に完封勝ちした。
準々決勝のプエルトリコ戦に9対3と勝利すると、準決勝では再び韓国と対戦した。この試合も大谷が先発すると、7回1安打無失点11奪三振と、韓国打線を完璧に抑え込んだ。しかし、2番手の則本昂大投手(楽天)が打ち込まれ、3対4でまさかの逆転負け。
3位決定戦ではメキシコに11対1で勝利するも、悔しい大会となった。
◆ベストナイン・中田翔、打率.429、3本塁打、15打点
第1回大会のオールワールドチーム(ベストナイン)に、日本からは先発投手で大谷選手、一塁手で中田翔選手(当時・日本ハム)が選ばれた。
大谷選手は韓国戦の2試合で先発し、13回を投げ無失点21奪三振、許したヒットはわずか3だった。中田選手は8試合に出場し、28打数12安打で打率.429、3本塁打、15打点と大活躍だった。
現在メジャーで活躍している選手では、前田健太投手(当時・広島)が1次リーグのメキシコ戦、準々決勝のプエルトリコ戦に先発し、合計12イニングを投げ、2失点の好投。プエルトリコ戦では勝ち投手になった。
【第2回大会】鈴木誠也がMVPに
稲葉篤紀監督が率いたのが、第2回大会。1次リーグでは、ベネズエラ、プエルトリコ、チャイニーズ・タイペイに勝利し3戦全勝。
続くスーパーラウンドでは、アメリカに3対4と敗れるも、オーストラリア、メキシコ、韓国に勝利し決勝に駒を進めた。
決勝の韓国戦は初回に3点を先制されるも、2回に山田哲人選手(ヤクルト)の逆転3ランで逆転し、5対3で勝利。日本がプレミア12初優勝を飾った。
第2回大会のオールワールドチーム(ベストナイン)に、日本からは2塁手で菊池涼介選手(広島)、外野手で鈴木誠也選手(当時・広島)が選ばれ、鈴木選手は打率.444、3本塁打、13打点の活躍でMVPにも輝いた。
◆山本由伸、リリーフで5試合に登板 今永昇太、2試合9イニング1失点
現在メジャーで活躍している選手では、山本由伸投手(当時・オリックス)がリリーフで5試合に登板し、5イニングを投げ1失点、防御率1.80の活躍。今永昇太投手(当時・DeNA)も2試合に先発して、合計9イニングを投げ1失点の活躍。スーパーラウンドのメキシコ戦では勝ち投手になった。
また、現在MLBで活躍する韓国の選手もオールワールドチームに選出されていた。遊撃手にはサンディエゴ・パドレスで活躍するキム・ハソン選手(当時キウム・ヒーローズ)、外野手にはサンフランシスコ・ジャイアンツのイ・ジョンフ選手(当時キウム・ヒーローズ)が選ばれていた。キム・ハソン選手は決勝の日本戦で先制の本塁打を放つ活躍。イ・ジョンフ選手もこの大会で打率.385の成績を収めていた。
大谷選手や鈴木選手など、現在MLBで活躍している選手たちが、過去の大会で活躍していることから、第3回大会でも将来のメジャーリーガーたちの活躍が見られるかもしれない。
この記事に関連するニュース
-
山本由伸が試合開始から打者7人、19球連続ストライク 先頭弾被弾も安定感、打線もすぐに逆転
スポーツ報知 / 2024年5月8日 11時45分
-
山本由伸が初回に初球先頭弾被弾、3戦16イニングぶり失点 本拠地初勝利狙うマウンド
スポーツ報知 / 2024年5月8日 11時13分
-
防御率0.33&3勝0敗でも…“上回る”2人のエース 21歳左腕の衝撃数値「10.57」
Full-Count / 2024年5月3日 7時40分
-
不運すぎる1勝も…巨人24歳の“衝撃の1か月” 傑出した貢献度、魔球で築いた「8.72」
Full-Count / 2024年5月3日 7時30分
-
大谷翔平率いる銀河軍団だ 「オールMLB」模擬投票でファーストチームにドジャースから4人
東スポWEB / 2024年5月1日 11時33分
ランキング
-
1超満員!夢のオールスター戦で藤波辰爾とタイガー戸口が不穏なやりとり マサ斎藤が「やめろ!」と制止
東スポWEB / 2024年5月12日 10時29分
-
2WIN5で4億4600万円超え ヴィクトリアマイル14番人気激走で史上4位の高配当!
スポーツ報知 / 2024年5月12日 16時2分
-
3大谷翔平の腰の張り交代「エンゼルスだったら…」 “悪夢”を思い返したファンが意外な指摘
THE ANSWER / 2024年5月12日 19時33分
-
4巨人パレードで感じた「人気の差」 直訴した自由契約、古巣“出戻り計画”も…まさかの破棄
Full-Count / 2024年5月12日 7時10分
-
5大谷翔平の“紹介”で大反響…故郷・岩手の工房に注文殺到 9か月待ちに異例の投稿
Full-Count / 2024年5月11日 18時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください