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ニデック株が利益予想引き下げで一時6%超安、悪材料出尽くしとの声も

ロイター / 2024年1月25日 10時5分

1月25日の株式市場で、ニデック(旧日本電産)が続落し、一時前営業日比6%超安の5534円で安値をつけた。写真は同社のロゴ。都内で2018年7月撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 25日 ロイター] - 25日の株式市場で、ニデック(旧日本電産)が続落し、一時前営業日比6%超安の5534円で安値をつけた。24日、2024年3月期の連結営業利益(国際会計基準)予想を前年比80.1%増の1800億円に下方修正し、嫌気されている。「下方修正が嫌気されているが、悪材料出尽くしとも捉えられる。来期への期待は高く、株価下落は一時的とみている」(国内証券アナリスト)という。

営業利益見通しは、IBESがまとめたアナリスト18人の予想平均値2196億円を下回った。従来の会社予想は2200億円だった。中国で電気自動車(EV)の価格競争が激化している影響を受け、駆動装置事業で構造改革費用を計上する。

ニデックが新たに公表したイーアクスル事業の来年度業績見通しによると、上期まで赤字が続き、10─12月期に黒字転換、25年1─3月期に45億円の営業利益を計上する。「来期は欧米を中心に収益化の見込み。最悪期は脱した」(同)という。

永守会長は自身の後継者について、来月新たな人事を公表することも明らかにした。ニデックは現在5人いる副社長の中から4月に次期社長が就任し、小部博志社長が会長兼CEOに就く方針を発表していた。市場ではニデックの文化を理解する内部の人が就任するとの見方があり、警戒感はあまり強くない。

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