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新型肺炎、欧州は一丸となって対応=ユーログループ議長

ロイター / 2020年2月29日 1時25分

[リスボン 28日 ロイター] - ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のセンテノ議長(ポルトガル財務相)は28日、新型コロナウイルスの感染拡大でユーロ圏経済が一時的な衝撃以上の影響を受けた場合に備え、ユーロ加盟国は協調的に行動する用意を整えておく必要があるとの考えを示した。

センテノ議長はインタビューで、新型ウイルスの感染拡大は「新たなリスクで、明らかにユーロ圏経済に対する下方リスクとなっている」と指摘。「一時的なものである公算が大きいが、影響は出る。このため、(感染が)世界的に一段と拡大した場合に備え、われわれは対応を調整する必要がある」と述べた。

その上で、 ユーロ圏経済は「次々と台頭したリスクと不確実性に対しこれまでの数年間はかなりの耐性を示してきた。景気はある程度上向くと誰もが予想していたが、新型ウイルスには極めて注意深く対応し、必要に応じて行動を起こす用意を整えておく必要がある」と指摘。「一時的なものにとどまらなかった場合、われわれは対応する用意を整えている。感染が封じ込められなかった場合、欧州は一丸となって対応する」と述べた。

感染が世界的に拡大する中、世界の金融市場が大きく動揺していることについては、「残念なことに金融市場は当初の予想を超える大きな影響を受けている。ただ金融市場では常に調整が入るため、現時点で大げさに解釈するべきではない」とし、「市場の反応は一時的なもので、現在見られている調整が近い将来に反転することを望んでいる」と語った。

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