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アップサイクルや循環をテーマにした企画展「Waste-Go-Round ~ゴミは環る~」を渋谷ヒカリエにて5月25日から開催

@Press / 2024年5月14日 17時45分

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一般社団法人530(代表理事:中村 元気)が株式会社ペーパーパレード(代表取締役社長:和田 由里子)と共に設立した、廃棄される素材にネクストライフを提案する新たなアップサイクルシステム「openmaterial(オープンマテリアル)」が、渋谷ヒカリエにてアップサイクルや循環をテーマにした企画展「Waste-Go-Round ~ゴミは環る~」を開催します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/394717/LL_img_394717_1.jpg
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■展示会概要
本企画展は「アップサイクルラウンジ」をキーワードに、「openmaterial」の新たなアップサイクルの仕組みや交流のある企業のゴミの循環の取り組みを紹介します。また、それらの取り組みによって生まれたアップサイクル素材を使用した家具や什器を展開します。

会期 : 2024年5月25日(土) ― 2024年5月30日(木)
時間 : 11:00 - 20:00 ※最終日17:00まで
場所 : Shibuya Hikarie 8/ COURT
料金 : 入場無料
事前申込: 不要
主催 : openmaterial(一般社団法人530, 株式会社ペーパーパレード)
協力 : Shibuya Hikarie Creative Space 8/、
株式会社インパクトアコースティックジャパン、株式会社乃村工藝社、
株式会社光伸プランニング、山伝製紙株式会社、株式会社ショウエイ、
カンロ株式会社、株式会社colourloop、パールヨット株式会社 (順不同)
お問合せ: info@openmaterial.jp

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/394717/LL_img_394717_2.png
展示会場構成イメージ

<期間中にはトークセッション企画も開催>
2024年5月28日(火) 夜19:00に、「サステナブル素材とデザイン」をテーマにしたトークセッション企画「幸せなサステナブルデザインmeet-up Vol.3」も開催いたします。このイベントでは、本企画展にも参加しているインパクトアコースティックと乃村工藝社からトークゲストをお招きし、主催のopenmaterialと共にサステナブル素材の可能性やそれに伴うデザインについてなどを語る内容となっています。
詳細は下記のサイトをご確認ください。
↓↓↓
https://ssd-vol3.peatix.com/


■展示会コンセプト
リサイクルやリユース、アップサイクルといった方法で、廃棄されるものに次のライフサイクルを提案する動きが世界的に行われています。サステナブルという言葉が一般化され、社会全体が大量生産の時代から適量生産(必要な分をつくり余剰をなくす)の時代へと移り変わりつつあります。

素材や製品が一度でも社会を経由し役割を終えると、そのあとはゴミになるしかないのでしょうか?数が少なすぎたり、回収ルートが整っていないものでも、素材としてまだ使えるとわかっているのであれば、捨てる以外の可能性を考える時がきています。

今ある回収と再利用の取り組みの多くは、回収効率と素材のクオリティの観点から工場廃材や既製品の在庫を使ったものが一般的ですが、それらの取り組みだけでは見逃されてしまう素材がたくさんあります。

「openmaterial」が扱う素材も、一度社会で消費されたもので、しかも回収が困難であったために今までは再利用されてこなかったものたちです。現状の廃棄ルールにはない視点で、回収から再利用までのプロセスを再構築し、素材の可能性を広げ、マテリアルリサイクル*1 する必要があります。

本企画は、毎年「530」が5/30を中心として行う530weekの一環で企画しています。根っこでは近い思想を持っているが、普段全く別の表現をするチームとのコラボレーションによって新しい価値を生み出す場として、Shibuya Hikarie Creative Space 8/の協力を得て開催します。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/394717/LL_img_394717_3.png
ロゴ

■展示紹介(アップサイクルラウンジを彩るサステナブル素材を使った様々な取り組み)
【OOH(屋外広告)再生プロジェクト(openmaterial)】
OOHは素材としての耐久性に優れ再生の可能性があるにも関わらず、知財の問題でそのほとんどが廃棄されいます。そこで知財を隠すシークレット地紋パターンを施すことで知財の問題を解決し、アップサイクルすることでまち由来の個性ある素材という価値を生み出しました。openmaterialでは、役割寿命*2 と素材寿命*3 のキャップに注目し、デザインの力を使って廃棄される素材のネクストライフを提案していきます。
https://openmaterial.jp/material001/

【ARCHISONIC(R) Felt(アーキソニック(R)フェルト)/インパクトアコースティック】
「アーキソニック(R)フェルト」は、使用済みペットボトルから再生されたペット素材を使った、環境に優しい高性能の吸音フェルトパネルです。工業的な生産過程で出たペット素材ではなく、使用済みの(ポストコンシューマー)ペットボトルを再生し製品を作ることで、より環境保護に貢献することができます。インパクトアコースティックは、ペットボトルなどを持続可能な吸音製品にアップサイクルしているスイスのメーカーです。
https://impactacoustic.com/en

【SCRAPTURE(SCRAP MATERIAL UPCYCLE PROJECT)/株式会社乃村工藝社】
普段は目にすることのない内装にまつわる廃棄物を身近に感じ、感情と記憶に訴えかける実用かつ持続的なメッセージアートとして制作されたプロダクト。従来のスクラップ&ビルドのメッセージ発信とは異なり、新たな内装材として次代にアップサイクルし、共創の輪を広げるメディアとして循環させていきます。オフィス、国際的な会議やアートイベントなどに巡回展示を行い、多くの方々とより良い未来を考えるきっかけとなることを目指しています。「Sky Design Awards 2023」金賞(Multimedia & Visual included Exhibition部門)、「第57回日本サインデザイン賞」金賞・手塚由比賞 ほか受賞。
https://www.nomurakougei.co.jp/achievements/page/scrapture/

【オフカットパルプ/山伝製紙株式会社】
「オフカットパルプ」は、廃棄されるイベント什器や間伐材、木材をパルプ化し紙に生まれ変わらせ、廃棄素材の配合率の向上、循環型社会にさらに貢献できる紙の開発を目標とした仕組みです。オフカットパルプで抄紙した紙は、廃棄木材含有率70%~80%を実現しています。この高い再生率は、紙原料のパルプが木材由来の素材ということに注目し、パルプ原料を廃棄木材に置き換える仕組みを構築することで可能となりました。また、この仕組みを支える技術には、日本の伝統産業である機械抄き和紙の技が使われ、サステナブルな和紙技術の利用を目指しています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000133149.html

【Display2.0/株式会社光伸プランニング】
Display2.0は、什器のデザインだけでなく、素材や色の選択から循環プロセスの設計まで、モノづくりの工程そのものをアップデートする新たな試みです。3Dプリントを活用した循環型製造システムを運用することで、今まで廃棄対象となっていた試作サンプルや使用済み什器を再び原材料として活用することが可能となりました。また、木材から抽出されたセルロースと酢酸を原料としたバイオマス素材「酢酸セルロース」を造形樹脂に選択することで、環境負荷への低減も期待できます。光伸プランニングは、これからも3Dプリント×循環システムによる次世代型モノづくりへの挑戦を続けていきます。
https://koshin-p.jp/2023/06/881/

【Colour Recycle System(カラーリサイクルシステム)/株式会社colourloop】
毎年200万tにもおよぶ廃棄繊維。その3/4がゴミとして焼却されています。“Colour Recycle System(R)”は「色で素材を循環する」をコンセプトに、素材分別が難しい廃棄繊維を、色で分けて、リサイクルすることによって魅力的な素材に生まれ変わらせる持続可能な社会に向けての新しいリサイクルのかたちです。株式会社colourloop(カラーループ)は、素材開発パートナー Colour Recycle Networkと共に持続可能な社会に向けて、より魅力的な廃棄繊維のアップサイクルを目指します。
https://colourloop-jp.com/

【世界にひとつだけの、パッケージアップサイクル/カンロ株式会社】
カンロ飴やピュレグミなどでおなじみのカンロ株式会社は、廃棄包材のアップサイクルでサステナブルな取り組みにチャレンジしています。カンロではこれまでフューチャーデザイン事業の取り組みとして、サステナビリティ・ウェルビーイングの2軸で異業種他社との協業を行ってきました。このプロジェクトでは、単にかわいい雑貨を作るのではなく、カンロだからこそできる取り組みを模索した中で辿り着いたのが、製造上どうしても出てしまう廃棄予定のパッケージ包材を使いアップサイクルする取り組みです。
https://camp-fire.jp/projects/view/690215


■「openmaterial」について
「openmaterial」は、一般社団法人530(代表理事:中村 元気)と株式会社ペーパーパレード(代表取締役社長:和田 由里子)が共に廃棄される素材にネクストライフを提案するために2022年1月に設立した新たなアップサイクルシステムです。最終消費を行う人や企業が、廃棄ルールの決められていない素材をそれぞれの自治体のルールに従って捨てられている現状に対して、回収し素材の新たな価値の発見と創造を行います。同時にゼロウェイストな社会の実現を目指し、現在出しているゴミをできる限り減らすことができるように企業サポートをおこなっていきます。
ウェブサイト: https://openmaterial.jp
Instagram : https://www.instagram.com/open_material/


■素材の情報やコラボレーションのお誘い
回収後の素材の再利用の可能性についても企業の動向は非常に良好で、すでに多くの企業が再生素材の活用をおこなっています。しかし、今素材として扱われている素材はほんの一部でしかなく、その素材活用の幅を広げていくためにも、様々な業界の商品に可能性を見出すための実験機関として「openmaterial」との協業をぜひご検討いただきたいです。具体的には、以下のような課題を持っている方からのご連絡をお待ちしております。なお回収や製品化にかかる費用などは随時ご相談という形になります。

1. 大量に廃棄されており、回収に困っている素材をお持ちの方/情報をお持ちの方
2. 1の素材を持っていて、再製品化の企画やデザインに困っている方
3. 新製品の開発において、廃棄される素材を選択したいと考えている方

*1 マテリアルリサイクル:廃棄素材を、また新たな製品の原料として再利用すること
*2 役割寿命:素材が、その時使われている用途として終わる時
*3 素材寿命:素材を最大限利用できる寿命の限界

<パートナー>
株式会社ペーパーパレード 代表取締役社長 和田 由里子/共同代表 守田 篤史

デジタルとフィジカルの境界を横断しながら紙や印刷の新しい価値を生み出すことをテーマにし、産業構造の変化にともない、未来に引き継ぐことが難しくなってきている技術をすくいあげ、新しい可能性を見出し、提案するデザイン会社です。
https://paperparade.tokyo/

<リリース企業情報>
一般社団法人530 代表理事:中村 元気

「ゼロウェイスト」をテーマに実験的な社会提案を行う活動家のコミュニティです。素材のアップサイクルや生ごみのコンポストなど、社会における大きな循環をイメージしながら活動しています。原宿という地域を消費地であり、ゼロウェイストの実験する場として活動しています。
https://530week.com/


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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