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最近気温が高い…!涼しいツーリングスタイル

バイクのニュース / 2024年5月10日 9時10分

気温が高い時には、対策として涼しい格好をするだけではなく、それに伴って起こりうる危険性も考慮しなければなりません。気温が高い時の涼しいツーリングスタイルとはどのようなものなのでしょうか。

■5月なのにもう暑い!?涼しいツーリングスタイルってどんなの?

 そもそも、バイクに乗るときは長袖長ズボンが好ましいと言われています。これは、ヘルメットのように法律上定められているわけではないものの、万が一転倒してしまった際に私たちの身体を守るために必要な物であるためです。

万が一転倒してしまった際に私たちの身体を守るために必要なライディングウエア万が一転倒してしまった際に私たちの身体を守るために必要なライディングウエア

 特に手足は転倒時に車体に挟まったり、地面と擦れて火傷を負ったりする可能性があります。そのため、暑いからといって半袖半ズボンで乗車すると、怪我を負う範囲が広がってしまうなどの危険性が高いです。また、転倒時に手を負傷するリスクが高いことから、グローブの着用も望ましいでしょう。

 しかしバイク用ウェアやグローブは、安全性は高いものの通気性が悪く、素材によっては蒸れてしまうことも少なくありません。

 ただそうは言っても、最近は気温の高い日が多く服装に困っているライダーも多いでしょう。実際、2024年4月14日には、日本278地点で最高気温が25度以上を超えていました。さらにこれから夏へ近づくにつれて、暑い日が増えることは想像に難くありません。

 気温の高い日については、気象庁によると「最高気温が35度以上の日を猛暑日、30度以上の日を真夏日、25度以上の日を夏日」と定められています。つまり最近の気温に当てはめてみると、もう夏日が来ていることになります。

 バイク走行中もなるべく涼しく快適でいたいものですが、気温が高い時に適した涼しいツーリングスタイルとは、どういったものなのでしょうか。

 まず気温の高い日は太陽の光が強いため、直接肌に当たらないようにすることがひとつ目のポイントです。

バイクに乗ることを前提として考えるならば、長袖長ズボンの着用は必須バイクに乗ることを前提として考えるならば、長袖長ズボンの着用は必須

 半袖半ズボンは一見すると涼しく見えますが、太陽の光が直に肌に当たってしまいます。一方で長袖長ズボンは、半袖よりも通気性は悪くなるというデメリットはあるものの、太陽を遮断することで涼しく感じられるというメリットがあります。そのため、バイクに乗ることを前提として考えるならば、長袖長ズボンの着用は必須であると言えそうです。

 また気温の高い日に適したウェアとして挙げられるのが、メッシュジャケットです。メッシュジャケットの魅力は、通気性と安全性が備わっている点。涼しいだけでなく、プロテクターの搭載によって安全性も高くなっています。

■メッシュジャケットにも種類がある!

 メッシュジャケットの中にも種類が2種類あり、特性がそれぞれ分かれています。

気温が高い日は、メッシュジャケットをきて体温調節をしましょう気温が高い日は、メッシュジャケットをきて体温調節をしましょう

 ひとつ目は、フルメッシュジャケットです。全体がメッシュ生地になっており、通気性に優れているため、特に暑い日にオススメです。しかし、寒暖差のある日は夜に寒く感じてしまうこともあるため、インナーなどで調整する必要があります。

 ふたつ目は、汗をかきやすいとされる部分にメッシュ素材が使用されているハーフメッシュジャケットです。デザイン性の高いものも多いですが、フルメッシュジャケットよりも通気性が劣るため、その日の気温に合わせて使い分けることが望ましいと言えます。

 他にも、涼しさに特化したメッシュグローブや、メッシュパンツもオススメです。しかし下半身が冷えると身体全体が冷えてしまうため、寒暖差の激しい日には注意が必要です。

 また、長袖を着る理由は暑さ対策だけでなく、防風性を高める事にも繋がっています。風が身体にあたると体温が奪われる可能性があるほか、疲労感を高めることもあるため、走行風を防ぐ事ができる、プロテクターの備わっているものを選ぶとよいかもしれません。

 そして、触れている部分が冷たく感じる接触冷感の服や、汗をかいても乾きやすい給水速乾性の高い服も存在しています。気温だけでなく、体質や用途に合わせて選ぶこともオススメです。

涼しさに特化したメッシュグローブや、メッシュパンツもオススメ涼しさに特化したメッシュグローブや、メッシュパンツもオススメ

 また春は冬が明けたばかりで、身体が暑さに慣れていないことも。そのため熱中症のリスクが高くなるだけでなく、疲労の原因にもなります。そのため、バイクに乗るときは外の気温だけでなく、体感温度にも注意することが必要です。暑いからといって薄着でバイクに乗っていると、急に気温が下がってきて、寒さで手が悴んでしまうことも少なくありません。

 特に春は週間だけでなく日中での気温の変化も激しいため、事故の危険性を下げるためにも上着を常備したり、インナーの脱ぎ着をおこなうなど、対策をすることが望ましいでしょう。

 なお、中には「寒暖差疲労」というものも存在しており、寒暖差が大きいと自律神経が乱れ、頭痛やめまい、倦怠感などのさまざまな症状を引き起こしてしまいます。そのため、寒暖差が激しい時期に体調を崩しやすいという人は、バイクに乗る前に一度体調を確認するとよいかもしれません。

※ ※ ※

 気温が高くなるとそれに伴い、体調面にもさまざまな変化が訪れます。そのため、暑い日には涼しいスタイルを心がけるなど、気温に合わせた服装をすることが、ツーリングを安全に楽しくおこなう事に繋がります。

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