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西島秀俊&松坂桃李、三谷幸喜作品に初出演 『スオミの話をしよう』新旧夫役キャスト5名発表&特報公開

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年4月15日 5時0分

 三谷幸喜監督・脚本、長澤まさみ主演の映画『スオミの話をしよう』(9月13日公開)に西島秀俊、松坂桃李、遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎が出演することが15日に東宝より発表され、特報映像とティザービジュアルが公開。5人が演じるのは、突然失踪した大富豪の妻スオミ(長澤まさみ)を愛した新旧の夫たち。西島と松坂は三谷作品初出演となる。

 三谷の映画監督作『記憶にございません!』以来5年ぶり、9作目となる本作。物語は、大富豪の妻スオミが突然姿をくらませるところから始まる。夫が住む豪邸に集結したのは、彼女を愛した5人の男たち。しかし、彼らが語るスオミは見た目も性格もまるで別人のようだった……というミステリー・コメディ。

 1人目の夫は、M気質の使用人・魚山大吉(ととやまだいきち/遠藤憲一)、2人目は見栄っ張りのYouTuber・十勝左衛門(とかちざえもん/松坂桃李)。3人目はお人好しな刑事・宇賀神守(うがじんまもる/小林隆)、4人目は神経質すぎる警察官・草野圭吾(くさのけいご/西島秀俊)、そして現在の夫は自分勝手な詩人・寒川(さむかわ)しずお(坂東彌十郎)。

 寒川の屋敷に様々な巡り合わせで集う元夫たち。スオミ不在の中 “スオミがどんな女性なのか”を熱く語り合い、スオミの行方を巡って右往左往する悲喜こもごものやり取りが展開する。

 三谷作品では、遠藤が映画『ギャラクシー街道』(2015)、大河ドラマ「真田丸」(2016※脚本)など。小林は三谷が主宰していた劇団「東京サンシャインボーイズ」の出身で、ドラマ「古畑任三郎」(1994~2009※脚本)、大河ドラマ「新選組!」(2004※脚本)など数々の映画・ドラマ・舞台に出演。坂東は舞台「三谷かぶき『月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと)~風雲児たち』」(2019※脚本・演出)、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(2022※脚本)に出演している。

 スオミの失踪を知り豪邸に次々と現れる元夫たちを捉えた特報映像に加え、イラストレーター・KEI-COが描いたスオミのビジュアルも公開。ドレスにチャイナ服、セーラー服とさまざまな衣装を纏い、喜怒哀楽の表情を浮かべるスオミの姿が描かれている。

 西島秀俊、松坂桃李、遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎のコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)

西島秀俊

 これまで共演者の方々から、三谷組で作品を創り上げる熱量や大変さ、そしてその現場の面白さを伺っていました。今回初めて三谷幸喜監督の作品に参加することになり、新しい挑戦を楽しみにしつつも自分に出来るだろうかという不安もありました。しかし実際に撮影に入ると、監督の圧倒的な演出力、共演者の皆さんの自由でチャーミングな演技に魅了される毎日で、ただただ演技することが楽しい最高の現場でした。そして、最高峰のスタッフの皆さんの豊かなイメージと、それを映像として具現化する力にも驚かされる日々でした。チームの一員として参加できたことを感謝しています。とても面白い作品になると確信しています。どうぞご期待ください。

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