生水と一緒に体内に!? あの吸血生物が喉の中で4倍サイズに成長「窒息死に至る危険性も……」

日刊サイゾー / 2017年2月16日 15時0分

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 日本では、水道水をそのまま飲むことができるが、そんな国は世界的に見てもまれである。では、中国で生水を飲むとどうなるか? その答えとなる事件が発生した。

「長江日報」(2月9日付)によると、湖北省に住む61歳の男性は、数カ月間、喉の違和感とせきに悩まされていた。そこで今月7日、地元の病院で検査を受けたところ、医師から衝撃の診断結果が言い渡された。男性の気管支に褐色の長細い生物がうごめいており、これこそが症状の原因だというのだ。

 医師がその生物を摘出すると、なんと正体は長さ6センチのヒルだった。

 医師は、この男性は3カ月前に職場の工場に設置されている水道の蛇口から生水を飲んだ際、水道管内部に侵入していた0.5~1センチ程度のヒルも一緒に飲み込んでしまった可能性が高いと指摘。また、気管支は温度・湿度環境がヒルにとって過ごしやすい環境であったことや、血液も豊富に吸収できたため、成長していったとみられている。医師は「ヒルの摘出が遅れていたら、さらに成長して気管をふさぎ、窒息死していたかもしれない」と話している。

 体内にヒルが侵入するという同様の事件は、実は昨年2月にも発生していた。貴州省で51歳の男性が道路脇の湧き水を飲んだところ、ヒルも一緒に飲み込んでしまい、10日後、病院で気管支から摘出された時には9センチにも成長していたという。

 また11月には、四川省成都市に住む49歳の男性が5カ月もの間、鼻血と鼻腔の痛みに悩まされ続けていたが、検査の結果、鼻腔内にヒルが生息していたことが判明した。男性は地元の湧き水を日常的に飲用していたため、その際に侵入したとみられている。

 日本に多く生息しているヒルは一般的にヤマビルといわれる種類のもので、体長は2.5~3.5センチほど。体内に侵入するという性質はない。一方、今回報じられた中国のヒルはハナビルという、体長20センチになることもある大型の種類で、人間や野生動物の鼻腔を好んで寄生するという。中国に行って鼻血やせきが止まらなくなった人は、一度検査を受けたほうがいいかもしれない。
(文=青山大樹)

日刊サイゾー

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