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岡田准一×藤井道人監督、Netflixシリーズ「イクサガミ」制作決定! 直木賞作家・今村翔吾が放つ侍バトルロワイヤル大作

映画.com / 2024年4月19日 8時0分

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(C)今村翔吾/講談社

 岡田准一が主演・プロデューサー・アクションプランナー、藤井道人が監督を務め、今村翔吾氏による「イクサガミ」シリーズ(講談社文庫刊)がNetflixシリーズとして実写化されることが発表された。岡田と藤井監督、原作者・今村氏がクロストークを行った。

 原作は、第166回直木賞をはじめ数々の賞を受賞してきた今村氏が、武士の時代の終焉を迎えた明治を舞台に描いたエンタメ時代小説。時は明治11年、深夜の京都・天龍寺。莫大な賞金を得る機会を与えられた腕に覚えのある志士たち292名は、あるゲームのルールを告げられる。それは、各自に配られた木札を奪い合い、東京に辿り着いたものには賞金を与えるというものだった。主人公・嵯峨愁二郎(岡田)は、妻と子を病から救うためゲームへの参加を決意する。

 主演の岡田は、本作でプロデューサーに初挑戦。エグゼクティブ・プロデューサーの高橋信一氏(Netflix コンテンツ・アクイジション部門 ディレクター)は本作を制作するにあたり、岡田が「時代劇を継承しながらも、新たな時代劇を作る。時代劇を新しいステージに」と掲げたことを明かす。そして、「撮影が始まって数日ではありますが、その志を共にする藤井監督始めとする演出チームが『Netflixだからこそ出来るストーリーテリング・新たな時代劇』を顕現すべく、多くのスタッフ・キャストの皆さんと共に紡ぎ出すスペクタクルあふれる映像は、ご覧いただく方々に驚きを巻き起こすこと想像に難くありません」と期待を寄せた。

 岡田と藤井監督、原作者・今村氏によるクロストークは以下の通り。

<企画の成り立ち>

――Netflixの高橋信一さんから、岡田准一さんにプロデューサー&主演オファーが届いたのが始まりだったと伺いました。

岡田:高橋さんにお声がけいただいたとき、ちょうど僕は役者のキャリアの中で時代劇を軸に据えるパートに入っていて「日本、そして世界でもヒットする時代劇をどう作るか」を考えていました。

時代劇にはアクションや人間ドラマ、社会性ほかエンターテインメント要素が豊富にあるため、もっとうまくできるのではと僕個人は感じています。今村先生の小説は時代モノの核を大切にしながらも攻めていくエンタメ性があり、いまの人々も楽しめる作りになっているのが好きで読ませていただいていたため、(映像化に対して)非常に興味を持ちました。

そして、自分がプロデューサーとして入るうえで「日本でも世界でも売れる時代劇を若い世代で作る」を目標に掲げました。では、誰に撮っていただくか。僕は藤井道人監督以外は考えられませんでした。『最後まで行く』でご一緒した際、芝居を大切にしながらエンタメ性を追求する素晴らしい才能に感銘を受けたのです。正直、「藤井監督が受けてくれなかったら僕は降ります」という想いでアタックしました。

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