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「おいしい給食」市原隼人が粒来役・田澤泰粋に「この子がライバルで本当に良かった」 シーズン3がCS初放送

映画.com / 2024年5月11日 11時0分

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(C) 2023「おいしい給食」製作委員会

 市原隼人が主演する人気シリーズの劇場版第3弾「おいしい給食 Road to イカメシ」(5月24日全国公開)の公開を記念して、ドラマ「おいしい給食 season3」がファミリー劇場でCS初放送されることが決定した。あわせて、season1・2、「劇場版 おいしい給食 Final Battle」、「劇場版 おいしい給食 卒業」も5月に特集放送されることが発表された。

 本シリーズは、給食マニアの教師・甘利田と給食マニアの生徒が、どちらが給食を「おいしく食べるか」戦う学園グルメコメディ。1980年代の中学校を舞台に、甘利田と彼を取り巻く人々の様々な人生模様が、食欲をそそる給食バトルとともに描かれる。

 甘利田役の市原が、過去作や劇場版最新作の見どころを語った。

◆シーズン3制作が決定した時の気持ち

 シーズン1の時でさえ、シーズン2を創らせていただけるとは思ってもいませんでした。お客様が続編を熱望してくださったその思いに感謝し、恩返しがしたいという一心でシーズン2を制作いたしました。まさか、シーズン3まで続くとは夢にも考えていませんでした。

 お話をいただいた時、シーズン3をやる意義を見出さなければと考えました。これまでも「おいしい給食」は、お客様にとって人生の糧となる事や、支えになる作品となれるように、エンターテインメントの象徴を目指して創ってきました。

 唯一無二の世界観を創るために、その都度、自分ができることの全てを尽くしてやってきましたので、また新たなものを創るには、さらにギアを入れていかなければなりませんでした。

 制作するにあたって精神的にも体力的にも結構ハードな作品ですが、役者冥利につきる作品です。原作もない完全なオリジナル作品だからこそ、現場を生ものとしてどんどんその場で新しいものを創りだしていける、スタッフキャストそれぞれがより生きていくんです。そのような挑戦をさせていただける作品とご縁が結ばれることは多くありませんので、シーズン3もその環境を多いに活用するべく腹を括って挑みました。

◆甘利田役のオファーを受けたときの気持ち、同役にかける思い

 脚本を読ませていただき、10人いれば10通りの甘利田が出来ると想像できました。もし自分が演じたらどんな甘利田になるのか試したいと掻き立てられました。

 給食という誰もが通ってきたツールが主材になっていて、生きとし生けるものの青春を描いているような作品で、おもしろそうだと思い、二つ返事で「やらせてください」と答えました。

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