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三浦貴大「2015年は頑張らない……」その本意とは

Entame Plex / 2015年1月28日 13時29分

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三浦貴大「2015年は頑張らない……」その本意とは

“2015年は頑張らない”
これはもちろんいい意味で。

そう答えてくれたのは、俳優としてメキメキと頭角を現している三浦貴大。
2014年は「私の男」、「リトル・フォレスト」など、様々な作品で存在感を示してきた彼が、1月31日公開の映画「繕い裁つ人」では、俳優としてまた新たな側面を見せている。今回はそんな三浦貴大にインタビュー。本作について、そして今後の彼の展望、“頑張らない”宣言の心の内を聞いてみた。



——今作の第一印象は?
「本当に静かな作品だなと思いました。個人的にはこういった作品は好きなので、(撮影に入るのが)すごく楽しみでしたね。ただ、自分が演じる藤井という役、彼はもともと大手百貨店で洋服を売っていた男なんですけど、僕はそういう役をあまりやったことがなかったので少なからず不安もありました。これまで普通の街の人だったり、農作業をする人とかが多かったので(笑)」

——本編を見る限り、すごく自然体に見えましたが。
「そこは頑張りました。どうやったら藤井らしく見えるかどうか考えて」

——今回演じた藤井役は、すごくまっすぐな人でしたが、自分と比べて共通点や違いはありました?
「僕とはかなり違いましたね。まず、僕は彼のように自分の意見、自分が信じるものを他人になかなか言えないので。最終的には藤井も変化していきましたけど、最初の方の彼はかなり強かったと思います。若干、傲慢で図々しい感じもするぐらい(笑)。でも、そこは自分にはない部分でもあるので、ちょっとうらやましくもありました」

——すごくピュアな人でもありますよね。
「ホント少年のような人間ですね。自分の好きなものに対する思いがすごくて。それは素晴らしい部分でもありますけど」

——今回は、中谷美紀さん演じる主人公の市江もとてもまっすぐで職人気質。本作は職人というのが1つのテーマでしたが、三浦さんは職人に対してどんなイメージを持ってます?
「素直に憧れますね。ものを作る仕事としては、役者も職人であるべきだと思いますけど、見え方的にはあまりそう見えない仕事かもしれませんね。むしろ、撮影現場にいる照明さんやスタッフの方が職人的。みなさんホントかっこいいと思います」

——何かを極める感じ、そこには男のロマンみたいなものを感じますよね。
「そうですね。自分のこだわりを持って、作りたいものをいちから作り出す感覚。それは素晴らしいと思います」

——もしも生まれ変わって職人になれるとしたら、どんな職人になりたいですか?
「そうですね……包丁とか打ちたい、やっぱり鍛冶系がいいですね、ストイックな感じがして。漠然としていますけど、何か金属を打ちたいです(笑)。日本人として、刀鍛冶ってすごく憧れる部分があると思います。日本の鍛冶は世界一と言われていますし、それを作り上げてきた人たちは本当にスゴいと思います」

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