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「定期保険」と「終身保険」の違いって? それぞれのメリットとデメリットも解説

ファイナンシャルフィールド / 2023年1月12日 9時40分

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生命保険に加入する際、定期保険にするか終身保険にするかで迷っている人も多いのではないでしょうか。定期保険と終身保険では加入期間や保険料などでさまざまな違いがあるため、それぞれのメリットとデメリットをしっかり把握したうえで選ぶことが大切です。   そこで今回は、定期保険と終身保険ではどこがどう違うのか、詳しく解説します。

定期保険と終身保険の違い

定期保険とは、一定の契約期間に加入するタイプの生命保険です。契約期間には10年や15年のように期間が定められた「年満了」のものと、60歳までや70歳までというように年齢が定められた「歳満了」の2種類があります。
 
定期保険の場合、契約期間中に死亡した場合や高度障害状態になったときにのみ保険金が支払われます。保険料は期間中一定であるのが一般的です。保険金額は、保険期間中一定で変わらない定額タイプが一般的ですが、契約後一定期間ごとに保険金額が減っていく逓減定期保険、保険金額が増えていく逓増定期保険もあります。
 
終身保険も定期保険と同じく、加入者が死亡した場合や高度障害状態になったときにのみ保険金が支払われるタイプの保険です。ただし、終身保険は定期保険と違って、死亡保障が一生涯続くのがポイントです。終身保険には、保険料の支払いが生涯続く「終身払込」と、一定期間保険料を支払えば死亡保障が生涯続く「有期払込」の2種類があります。
 
また、保険会社の中には契約時の保険料を低く抑え、一定期間が経過するごとに保険料が高くなる「ステップ払込」タイプのプランを用意しているところもあります。
 

それぞれのメリットとデメリット

定期保険と終身保険を比較した場合、それぞれメリットとデメリットがあります。定期保険のメリットとしてまず挙げられるのは、定期保険の多くは終身保険に比べて保険料が安く設定されているケースが多いことです。そのため、保険料をできるだけ少なく抑えたい人におすすめです。
 
ただし、定期保険の場合は期間中に解約した場合の解約返戻金がないケースが多いことを覚えておきましょう。掛け捨てになってしまうリスクも十分考慮するべきです。
 
また、自身のライフイベントに合わせて保険を見直したい人も定期保険が向いています。その際、新たに更新する場合には保険料が高くなることがあります。また、更新できる年齢の上限が決まっている場合もあります。契約する際にはこれらの点についてしっかりチェックしておきましょう。
 
一方、終身保険のメリットは、加入すれば一生涯保障切れになる心配がないことです。また、多くの場合、終身保険は保険料が生涯変わりません。そのため、あらかじめ資金計画を立てやすいでしょう。万が一の際の保険金も定期保険より高めです。自身が亡くなった際、ある程度の金額を残したいのであれば、終身保険の方がよいでしょう。
 
とはいうものの、終身保険は定期保険よりも保険料が比較的高く設定されていることを見逃してはなりません。そして、プランによってはその保険料を生涯払い続けなければならないことを念頭に置いておきましょう。
 
ただし、終身保険は途中で解約することができ、定期保険と違って解約返戻金を受け取ることができます。その意味では、終身保険は掛け捨てにならない貯蓄型の保険だといえるでしょう。
 

自身のライフプランに合った生命保険を選ぼう!

生命保険に入っておけば万が一の際でも安心です。しかし、加入する際には自身のライフプランに合った生命保険を選ぶことが大切です。少しでも安く生命保険に入りたいという場合には、定期保険の方がよいでしょう。しかし、一生涯安心して暮らしたいというのであれば、終身保険の方がおすすめです。それぞれのメリットとデメリットについてよく検討しましょう。
 

出典

公益財団法人生命保険文化センター 定期保険

公益財団法人生命保険文化センター 終身保険

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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