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薄毛治療は「保険適用」できる?治療費の相場や費用を抑える方法を解説

ファイナンシャルフィールド / 2023年6月8日 7時20分

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加齢とともに進行する薄毛。フサフサの毛髪を再び手に入れるために、薄毛治療を検討する方は少なくありません。そこで気になるのは「薄毛治療は保険適用できるか」についてです。今回は、薄毛治療費の相場や、費用を抑える方法を解説します。

薄毛治療は保険適用になる?

薄毛は、加齢により進行する生理現象で、けがや病気とはみなされないため、基本的に保険適用にはなりません。
 
保険適用にならない治療には、美容整形手術・レーシック手術・ワキガ治療なども挙げられますが、薄毛・男性型脱毛症(AGA)治療も自由診療となるために保険適用外で、治療費は全額自己負担になります。
 
例外として、脂漏性皮膚炎・接触性皮膚炎・円形脱毛症など、医師の診断で頭皮のトラブルと認められた場合に、保険が適用されることもあります。保険適用の可否については、自己判断することは難しいケースが多いですから、頭皮のトラブルは、まず医師の診断を受けるとよいでしょう。
 

薄毛治療の費用相場は?

薄毛治療にはいくつかの種類があります。
 
以下で、主な治療と費用相場をご紹介します。
 

・内服薬の場合
プロペシア・ザガーロ・ミノキシジルなど、薄毛予防や発毛効果が期待できる内服薬を使った治療法です。
 
費用相場:月々3000~1万5000円
 
・外用薬の場合
ミノキシジル外用薬などを利用して、毛乳頭や毛母細胞を活発化させる治療法です。外用薬を使用する場合は、一般的に内服薬と併用します。
 
併用した場合の費用相場:月々1万5000~3万円
 
・注入治療の場合
発毛効果のある薬液を、頭皮に直接注入するメソセラピーや、毛髪の成長因子(HARGカクテル)を注射で注入するHARG療法があります。メソセラピーと比較して、HARG療法のほうが高額です。
 
費用相場:メソセラピー 1回2万~6万円/HARG療法 1回15万~20万円
 
・自毛植毛の場合
後頭部などから採取した自分の毛髪を、薄毛部分に移植する治療法です。移植する毛包の単位を「グラフト」と呼びます。
 
費用相場:1グラフトあたり1000~2000円、移植範囲に応じて30万~200万円

 

薄毛治療の費用を抑える方法

基本的に薄毛治療は保険適用外ですから、治療費用は高額になると考えられます。しかし、費用を抑える方法もありますので、以下でご紹介します。
 
例えば、早期治療で費用を抑えられる場合です。薄毛が進行してから治療をすると、治療期間が長引いて、費用が高額になる傾向にありますが、クリニックによっては、年齢に応じて、割引制度を設けている場合があります。
 
ほかにも、オンライン診療で交通費を節約したり、ジェネリック医薬品を利用して、費用を抑えたりする方法があります。
 

薄毛治療は自由診療! 症状に合わせて適切な方法を選ぼう!

薄毛治療は自由診療にあたるため、基本的に保険適用外で、全額自己負担です。治療方法はさまざまで、費用相場も異なります。薄毛治療の効果には個人差があり、実感できるまでに、時間がかかる場合もあります。
 
薄毛治療をする際は、根気よく、じっくり続けるとともに、コスト面で無理なく続けられる方法を選ぶようにしましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

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