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【家計節約術】太陽光発電を導入すると電気代は安くなる?費用対効果を上げるコツ

ファイナンシャルフィールド / 2023年6月20日 4時30分

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太陽光発電を導入すると、どれくらいの電気代を節約できるのかを調べてみました。費用対効果を上げるコツもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

太陽光発電の仕組み

太陽光発電は、その名のとおり、太陽の光を利用して電気をつくる発電方法です。屋根にソーラーパネル(太陽電池モジュール)を設置して、太陽の光があたると発電する仕組みです。
 
太陽光からつくられた電気は直流電流であるため、パワーコンディショナによって家庭で使用できる交流電流に変換します。
 
太陽光発電には、光エネルギーがあたり続ける限りはなくならないという、メリットがあります。発電時に二酸化炭素を出さないため、自然に優しい方法です。一方で、導入コストがかかることや、夜間や天気の悪い日は、発電できないというデメリットがあります。
 

太陽光発電で電気代はどれくらい安くなるかをシミュレーション

太陽光発電メーカーでは、電気代をどれほど節約できるかを、シミュレーションできるサイトを用意しています。今回は、大手メーカーの一つであるパナソニックのサイトで、シミュレーションしてみました。
 
条件は以下のように設定しました。
 

●住まい 東京
●システム容量 5キロワット程度
●取り付け方向 南
●光熱費条件 電気料金の月平均1万2000円/ガス料金の月平均8000円(都市ガス)/灯油は使用しない

 
シミュレーションの結果は以下のとおりです。
 

●導入前の光熱費:24万円/年間(内、電気料金14万4000円)
●導入後の光熱費:12万3370円/年間(内、電気料金2万7370円)

 
以上のシミュレーションでは、光熱費を年間で、約11万6630円節約できる計算になりました。いくら節約できるかは、住む地域や家族構成、その年の天候などによって左右されます。
 

太陽光発電の費用対効果を上げるコツ

太陽光発電の費用対効果を上げるために、ほかの方法と組み合わせることもできます。以下で、主な三つの方法をご紹介します。
 

・残った電力は売却する

太陽光発電では、残った電力を売却可能です。これをFIT制度(固定価格買取制度)と呼びます。電力会社は、太陽光発電でつくった電気を固定価格で買い取るように、義務付けられています。固定価格での買い取り期間は10年間で、期間終了後は、売電単価が下がります。
 

・省エネ機器を導入する

省エネ機器を導入して、光熱費全体のコストを削減する方法も効果的です。
 
例えばエコキュートは、空気の熱で効率よくお湯を沸かす給湯器で、ガス給湯器よりも光熱費が抑えられます。電気料金単価の安い夜間にお湯を沸かすことで、光熱費を抑えられますが、太陽光発電でつくった電気ならば、電気代の心配はありません。
 

・蓄電池を組み合わせる

太陽光発電は、夜間には利用できませんが、蓄電池を組み合わせることで、昼間に発電した電気を貯めておけます。電気の自給率・自家消費率を増やせば、光熱費節約につながることが期待できます。電気自動車(EV)に搭載されている大容量バッテリーも、蓄電池として使用可能です。
 

使い方次第でメリット大! 家計節約に太陽光発電を検討するのもアリ

太陽光発電は、使い方次第では、大幅に電気代を節約できます。エコキュートや電気自動車と組み合わせることで、ガス代やガソリン代を節約することも可能です。
 
ただし、導入コストがかかることや、設置条件で効果が左右されるなど、デメリットも考慮する必要があります。これを踏まえて、家計を節約する方法に、光熱費を抑えられる太陽光発電を検討してみてはいかがでしょうか?
 

出典

パナソニック株式会社「パナソニックの光熱費シミュレーション エネピタ簡易版」

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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