高校生の娘が東京旅行に「新幹線」を使いたいらしい…高校生に新幹線は贅沢すぎますよね？

ファイナンシャルフィールド / 2024年5月11日 2時10分

高校生になると、自分たちで夏休みに旅行へ出か掛けたいと考える人もいまするでしょう。そこで本記事では、旅行で新幹線と深夜バスそれぞれを利用した場合にかかる交通費を紹介するとともに、各移動方法のメリット・デメリットもお伝えします。

新幹線で仙台・金沢から東京へ行くときの料金

新幹線を利用して、仙台・金沢から東京へ行くときの料金を紹介します。今回は、通常料金に加えてトクだ値1・トクだ値14などのお得な購入方法を利用した場合の料金もお伝えします。

仙台→東京の新幹線料金

まずは、新幹線で仙台から東京へ向かうときにかかる新幹線代を紹介します。やまびこを利用した場合の代金は、図表1の通りです。

図表1
※やまびこ利用の場合

通常価格	1万890円
新幹線eチケット（トクだ値1） ※乗車前日までの申し込み	9790円
新幹線eチケット（トクだ値14） ※14日前までの申し込み	7610円

※東日本旅客鉄道（株）ＪＲ東日本えきねっと「新幹線eチケット（トクだ値）・特急トクだ値（えきねっと限定の割引きっぷ）」を元に筆者が作成

また新幹線eチケットを利用で割引される価格は、以下の通りです。

トクだ値1：10%OFF（1100円引き）
トクだ値14：30%OFF（3280円引き）

新幹線で旅行をしたいが費用は抑えたい方は、トクだ値を利用しましょう。

金沢→東京の新幹線料金

次に、新幹線で金沢から東京へ向かうときにかかる新幹線代を紹介します。かがやき・はくたかを利用した場合の代金は、図表2の通りです。

図表2
※かがやき・はくたか利用の場合

通常価格	1万4180円
新幹線eチケット（トクだ値1） ※乗車前日までの申し込み	1万2760円
新幹線eチケット（トクだ値14） ※14日前までの申し込み	9920円

トクだ値1：10%OFF（1420円引き）
トクだ値14：30%OFF（4260円引き）

学生の旅行では、なるべく交通費を抑えて、旅行先で使えるお金を増やしたいと考える人も多いでしょう。トクだ値を利用するとお得に新幹線に乗れるため、旅行時にはチェックしましょう。

深夜バスで東京から仙台・金沢へ行くときの料金

深夜バスを利用して、仙台・金沢から東京へ行くときのそれぞれの料金も紹介します。旅行にかかる交通費を抑えたい方は、深夜バスの利用も検討しましょう。

仙台→新宿の深夜バス料金

仙台から東京・新宿へ向かう深夜バスの料金は、図表3の通りです。今回は、ＪＲバス東北を利用した場合の大人片道の料金を紹介しています。

図表3

普通運賃	5000～7400円
早売5	3500～5900円
とく便割	3200～5400円

※ジェイアールバス東北（株）「高速バス大宮・東京・新宿・横浜・羽田空港・成田空港→仙台（首都圏－仙台）」を元に筆者が作成

また旅行日によって、運賃が異なります。そのため深夜バスを利用する際は、出発日の料金をチェックしてから予約しましょう。

東京 → 金沢の深夜料金バス

東北急行バスを利用する場合、金沢から東京・新宿へ向かう深夜バスの料金は、大人片道で5500〜9200円です。こちらも運賃は出発日によって変動します。また、東北急行バスは早割や往復割、学割、ネット割などの適用がない点に注意しましょう。

割引料金を利用してさらにお得に深夜バスを利用したい場合は、ほかの運行会社もチェックすることをおすすめします。

新幹線を利用するメリット・デメリット

旅行で新幹線を利用するメリットは、深夜バスよりも移動時間が短い点です。また運行本数が多いため、旅行の計画にあわせて柔軟に利用ができます。

デメリットは、深夜バスよりも交通費がかかってしまう点です。東京から仙台や金沢へ新幹線で向かうと、通常運賃では片道1万円以上かかってしまいます。新幹線かつ費用を抑えたい場合は、トクだ値のようなお得な割引制度を利用しましょう。

深夜バスを利用するメリット・デメリット

深夜バスを利用するメリットは、新幹線よりも交通費を抑えられる点です。深夜バスの運賃は、一般的に利用日によって変動があります。そのため、日付を調整すればよりお得に深夜バスを利用できます。

深夜バスを利用するデメリットは、移動が長時間になる点です。交通費が抑えられる一方で、長時間座ったまま過ごす必要があるため、快適性に不満を感じる方もいるでしょう。バス会社によっては、一つひとつのシートや空間を広く確保したバスもあるため、快適性を求める方はスペースにゆとりのある深夜バスの利用がおすすめです。