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メガネのほうが安上がりだろうと思っていたのですが、「コンタクトのほうが安くつく」って聞きました。本当でしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年5月20日 2時30分

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メガネやコンタクトレンズにかかる費用は年間では大きな出費となるため、何とかして節約したいと思う方もいらっしゃるでしょう。一般的にメガネのほうがコンタクトレンズよりも安いというイメージがありますが、実際にはどうなのか気になる人もいるでしょう。   そこで本記事では、メガネとコンタクトレンズにかかる費用について詳しく解説します。

メガネとコンタクトはどちらが高い?

総務省統計局の「家計調査 家計収支編 2023年」によると、メガネの年間支出平均金額は5081円、コンタクトレンズは3570円となっており、メガネのほうがコンタクトレンズよりも高くなっています。
 
ただし、コンタクトレンズには、「1日タイプ」「2週間タイプ」「1ヶ月タイプ」「ハードレンズ」「ソフトレンズ」などさまざまなタイプがあります。どのレンズを選択するかによって使うケア用品の費用も大きく変わるため、トータルで計算してメガネとコンタクトレンズのどちらが安いか一概に断言することはできません。
 

メガネやコンタクトレンズはケア用品も必要

メガネやコンタクトレンズを購入する場合には、以下のようなケア用品が必要となります。

<メガネのケア用品>

・メガネケース
 
・メガネ拭き
 
・曇り止め
 
・レンズクリーナー

<コンタクトレンズのケア用品>

・コンタクトケース
 
・コンタクト洗浄機(ハード・ソフト)
 
・洗浄、保存液
 
・洗眼薬

メガネは、メガネ拭きさえあれば「レンズクリーナー」や「曇り止め」は必須ではないケースもあるため、長期的に考えるとケア費用にあまりお金はかかりません。一方コンタクトレンズでは、ワンデータイプの使い捨てならケア用品が不要ですが、ハードやソフトを使用する場合には「コンタクト洗浄機」や「洗浄、保存液」が必須となるため、メガネよりケア用品にかかる費用が高くなりやすいです。
 
また、コンタクトレンズは装用したまま寝てしまうと、目に酸素や涙が行きわたらなくなってしまい、目の病気を引き起こしてしまう可能性があります。ほかにも、装着時に指や爪で目を傷つけてしまうケースもありますので、コンタクトを使う場合には、正しい使い方をして入念に気をつけましょう。
 

目に合っていないレンズは体調不良の原因になる

メガネやコンタクトレンズは、目に合っていないレンズを長時間使用してしまうと、体調不良の原因になるため、購入時には眼科を受診して処方箋をもとに作製してもらいましょう。例えば、コンタクトレンズは「遠近両用タイプ」の種類が少ないため、老眼が本格化してくる50歳以降になるとメガネのほうが老眼に対処しやすく、メガネのほうが使いやすいと感じる方もいます。
 
また、小さな子どもの場合には、レンズが目に合っていないと「視力」や「両目を使って物を見る能力」が低下する恐れがあるので注意が必要です。
 
さらにメガネやコンタクトレンズを購入した後も「度が合わない」と感じたときは、そのまま放置せず、処方してもらった眼科医に目の疾患がないか、処方箋のとおりにメガネが作製できているかなどを確認してもらいましょう。
 

自分の目に合ったメガネやコンタクトを選ぶことが重要

メガネやコンタクトレンズは商品ごとに価格が大きく異なるため、「メガネのほうが安い」「コンタクトレンズのほうが安い」と一概に断言できません。またどんなに安くても、自分の目に合わないメガネやコンタクトレンズを使っていると体調不良を起こす可能性があるため、自分の目に合った物を選ぶことが重要です。
 
またハードやソフトレンズはメガネよりもケア用品にかかる費用が高くなりやすいため、購入後にかかる費用も含めて検討しましょう。
 

出典

総務省統計局 家計調査 家計収支編 総世帯 2023年 表番号10
消費者庁 眼鏡の不適合による体調不良等に注意! -眼鏡は処方箋をもとに作製し、目の健康を守りましょう-
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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