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加護亜依、幻の自叙伝の中身- FLASH(2011年9月20日00時05分)

「通帳にお金の残高がない。どうしちゃったんだろう…」

 '05年11月、加護の母親はそう漏らしていた。モー娘。卒業後、辻希美と『W(ダブルユー)』を組み、順風満帆に活動しているように見えたころだ。封印された自叙伝には、こう書かれている。《17歳のとき、引っ越しをするために、新しい家具を買い揃えようとしたんです。当時、私はお小遣いすらもらっていませんでした。でもこのときは、自分で働いたお金で、自分の好きなものを買って、それを大事にしたいと思うようになったんです》

 当時加護は、自分で稼いだお金のほとんどを貯金していた。そのため奈良に住んでいた母親に相談し、その貯金からお金を出してくれるように頼んだ。

《そうしたら次の日母親に言われたのが『通帳にお金の残高がない』という、理解できない返事でした。何回もお母さんは、残高を確認したそうです》

 結局、父親が貯金に手をつけていたことが判明する。親戚の借金の保証人になった、という説明だった。

《私が数千万円稼いだのに、その貯金からお父さんが勝手にお金を引き出した。理解するには時間がかかりました。家族だから、私のお金が必要なら使ってもいい。だけど、ちゃんと相談をしてほしかった。お母さんは知らなかったのか。もし知っていたなら、どうして私に言ってくれなかったんだろう。疑問に思いました。引っ越しのことは数カ月も前からお母さんに相談していたのに、お金がなくて引っ越しできそうもない。納得がいきません》

 次の日にはマネージャーから、加護の住む東京のマンションの家賃が滞納になっていると知らされる。

《家族にも裏切られてしまった。もうどうしていいかわからない》
加護は物心ついたときから母親に育てられた(父親は母親の再婚相手)。母親が、消えた貯金のことを知っていたのかは、わからない。だが、このことがきっかけで、加護は母親にまで「裏切られたかも」と感じた。その孤独は計り知れないものがあっただろう。

【FLASH】

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