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韓国に大金星のインドネシア、国内ファン熱狂の瞬間に海外注目「クレイジー」「感動した」

FOOTBALL ZONE / 2024年4月27日 6時30分

■U-23インドネシア代表はPK戦の末に勝利

 U-23インドネシア代表は現地時間4月25日、パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップ準々決勝で韓国をPK戦の末に下して4強進出を決めた。今大会での躍進が続くなか、強豪撃破で母国が“沸騰”する瞬間が注目を集めている。

 インドネシアはこの試合、前半15分にFWラファエル・ストライクのミドルシュートで先制に成功する。同45分に追いつかれるも、アディショナルタイム3分に最終ラインからのロングフィードに反応したストライクが、相手選手と入れ替わりながらシュートを流し込み勝ち越して折り返した。

 後半に入ると、同21分にDFジャスティン・ハブナーに対してチャージを仕掛けた韓国FWイ・ヨンジュンが一発退場。数的優位に立つも、同39分に個人技で持ち込んだFWチョン・サンビンにネットを揺らされ再び同点に追い付かれた。

 試合は延長戦を含めた120分でも決着がつかず、PK戦に突入。2周目の12人目までもつれる息が詰まる展開のなか、失敗した韓国に対し、インドネシアは成功してPKスコア11-10で勝ち上がりを決めた。

 FIFAランキング134位のインドネシアが同23位の韓国を下す劇的な試合に、インドネシア国民の喜びも最高潮に達したようだ。現地メディア「Berita Sepakbola Dunia」公式X(旧ツイッター)は「声が枯れるまで叫んでも無駄じゃない」とメッセージを添え、1本の動画を公開した。

 収められていたのは、インドネシア国内でのパブリックビューイングの様子。会場を埋め尽くした観衆が声援を送り続けるなか、勝利の瞬間には一際大きな歓声が。さらに、ところどころで発煙筒が焚かれ空中には物が飛び交うなど、現地時間では午前3時を回ったはずにもかかわらずサポーターはまさに狂喜乱舞といった様子で母国勝利の喜びに浸った。

 この動画が公開されると、コメント欄には「五輪に参加できたら、さらにクレイジーになる」「感動した」「おめでとう」といった反応が寄せられた。今大会でパリ五輪出場を決められるか、U-23インドネシア代表の躍進に注目が集まる。(FOOTBALL ZONE編集部)

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