町田を敗戦に追い込んだ後半直後の失点 黒田監督が問題指摘「かなり注意を促していた」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月27日 16時56分
■黒田監督「問題だったのは後半開始1分での失点」
FC町田ゼルビアは4月27日、J1リーグ第10節でジュビロ磐田と対戦した。前節首位に返り咲いた町田だが、2失点を喫し0-2で敗戦。黒田剛監督は「問題だったのは後半開始1分での失点」と、相手DF松原后に決められた1点を焦点に挙げた。
昨季J2での激戦を経てJ1の舞台にやってきた2クラブ。去年の対戦成績は町田の1勝1分と磐田を勝ち越していた。
迎えた一戦は攻守のトランジションが激しく入れ替わる試合に。町田は前半試合を優位に進めながらもネットを揺らすことができない。一方の磐田も、FWジャーメイン良を中心に素早い攻撃で町田ゴールに迫るシーンが何度かあったが得点には結びつかなかった。
0-0でハーフタイムを迎え、後半開始直後に試合が動く。ジャーメインを起点とした攻撃から、磐田のキャプテンマークを巻くDF松原后がこぼれ球に反応し先制弾を決める。失点をした町田も猛攻を仕掛けるものの、なかなか枠内にシュートを持っていけない。
後半25分には、エリア内でDF昌子源のハンドの反則を取られPKを献上。磐田ストライカーのジャーメインにこのPKを沈められる。ジャーメインは今季リーグ戦10試合10ゴール目。自身キャリア初の二桁得点をマークした。
終盤までチャンスを生かせなかった町田は、0-2で敗れ今季リーグ戦3つめの黒星。試合後に町田の黒田監督は「問題だったのは後半開始1分での失点」とハーフタイム明けに許した1点を焦点に挙げた。
黒田監督はチームの前半の出来を攻守ともに称えつつも「1つ得点にたどり着きたかったができなかった」と反省を述べる。後半1分の失点については「ふわっと入ってしまった。ハーフタイムでかなり注意を促していたが、そこの入り方がすべてだった」と一瞬緩んだ隙を突かれた部分に言及した。
続けて「1本中の1本というところで、ジュビロさんの決定力。1本中の1本をしっかりと沈めてきたというところ。我々にもチャンスがあったが、なかなか枠を捉えられなかったりGKの正面だったりとか。精度を欠いた部分に試合の差が出たと思う」と最後の部分でゴールに迫れなかった点を冷静に分析している。
今後に向けて「お互いチャンスのあるなかで決めたか、決めていないかの差が出た。トレーニングをしていかないといけない」と改善を誓うとともに「決定打は最初の失点以外は作られていないと思うので、そういった部分では守備陣がよく頑張ってくれた」とポジティブな面も語っていた。(FOOTBALL ZONE編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ボール保持率高いと負ける? J1町田首位陥落のウラに「衝撃データ」
東スポWEB / 2024年4月27日 17時43分
-
磐田ジャーメインがPK成功で今季10得点一番乗り 昇格組対決敗れた町田は今季初の無得点
スポニチアネックス / 2024年4月27日 16時22分
-
町田が今季3敗目…磐田が昨季リベンジ達成、“昇格組”対戦制す ジャーメイン良が10戦10発
FOOTBALL ZONE / 2024年4月27日 16時2分
-
ジャーメイン良10戦10発で今季2桁一番乗り!! “昇格組対決”は磐田に軍配、首位町田が今季初の完封負け
ゲキサカ / 2024年4月27日 16時2分
-
ジャーメイン良10戦10発の磐田が昇格組対決を制す! 町田は初完封負けで連勝逃す【明治安田J1第10節】
超ワールドサッカー / 2024年4月27日 16時2分
ランキング
-
1衝撃事実!大谷翔平MVPの可能性はほぼゼロ 元番記者3人が断言「ベッツの方が上」
東スポWEB / 2024年5月8日 11時9分
-
2元大関琴風の尾車親方、任期満了まで3年残し相撲協会を退職へ…「後進に道を譲る」
読売新聞 / 2024年5月8日 23時9分
-
3大谷翔平抜き去る2打席連発12号 “新ライバル”がMLB単独トップに…打撃2冠に
Full-Count / 2024年5月9日 9時23分
-
4宇野昌磨 現役引退を発表「素晴らしい競技生活を送れたことにとても感謝」 5・14に会見
スポニチアネックス / 2024年5月9日 11時6分
-
5大谷翔平のおかげで電話鳴りやまず「何が起きた?」 岩手愛に感謝の地元企業「野球一筋という印象が…」
THE ANSWER / 2024年5月9日 15時49分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください