U-17日本女子、アジア杯4強進出が決定 豪州を4発一蹴…W杯出場権獲得へ前進
FOOTBALL ZONE / 2024年5月10日 21時54分
■U-17女子アジアカップのグループ第2戦で豪州と激突
U-17日本女子代表は5月10日、インドネシアで開催されているU-17女子アジアカップ(アジア杯)第2戦のオーストラリア戦で4-1と勝利した。これでグループ2連勝となり、ベスト4進出が決まった。
本大会は2022年に行われる予定だった前回大会が新型コロナウイルスの影響で中止となり、2019年以来の開催に。過去最多4度の優勝を誇る日本は、初戦でU-17タイ女子代表に4-0と勝利。その試合から先発8人を入れ替え、オーストラリアとの試合に臨んだ。
初戦で中国に0-3で敗れたオーストラリアに対し、日本は前半3分にいきなり先制点を挙げる。最終ラインのDF太田美月からのロングボールを最前線で受けたFW佐藤ももサロワンウエキが、胸トラップで反転してゴールに迫る。そのまま左足を振り抜き、オーストラリアのゴールを割ってみせた。
その後も試合の主導権を握る日本は、前半10分にも左サイドのMF菊地花奈からの折り返しを再び佐藤がゴールに流し込み、リードを2点に広げた。同17分には、このゴールをアシストした菊地がエリア内で相手のボールを奪いシュートを放ったが、クロスバーに嫌われた。
オーストラリアもカウンターから何度か日本のゴールに迫ったが、フィニッシュの精度を欠いて無得点。日本が2-0とリードしたまま、ハーフタイムに入った。
後半に入ると日本がより試合の主導権を握ったなか、後半20分にキャプテンのMF眞城美春が追加点をもたらす。ゴール正面でボールを受けると、GKをかわしてシュート。オーストラリアのDFも懸命にスライディングしたが届かず、日本の勝利を決定的にする3点目が入った。
その後も日本は危なげない試合運びを見せると、後半35分にMF平川陽菜がエリア外から強烈なミドルシュートをゴール左に叩き込み4点目を奪取。このまま無失点で勝ち切りたい日本だったが、後半アディショナルタイム5分にPKを与えてしまう。これを決められて1点を返された。
このまま4-1で勝利した日本は2連勝を飾り、中国との最終戦(13日)を残してグループ突破と準決勝進出が決定。2試合での得失点差を7とした日本は、同じく2連勝の中国を得失点差で上回ったなか、グループ首位通過を懸けた中国との一戦を迎える。
なお今大会は8チームが参加し、4チームずつ分かれたグループリーグを実施。上位2チームが準決勝に進出し、3位以内のチームが今年10月にドミニカ共和国で行われるU-17女子ワールドカップ(W杯)への出場権を得る。(FOOTBALL ZONE編集部)
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