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『ローグ・ワン』の監督・キャストが来日 「オープニングはクロサワ映画を彷彿とさせる」

ガジェット通信 / 2016年12月7日 17時0分

12月16日(金)より全世界同時公開を迎える映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』。世界中のファンが公開を待ちわびる中、本作を手掛けたギャレス・エドワーズ監督、主人公ジン・アーソを演じるフェリシティ・ジョーンズ、反乱軍の情報将校キャシアン・アンドー役のディエゴ・ルナが来日。監督と主要キャストによるアジア最速の記者会見が開催された。

本作は『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』より前の時代が描かれるスピンオフ作品。銀河のアウトロー、ジン・アーソは、自身の犯罪歴を消し去るチャンスとして、帝国軍の宇宙要塞“デス・スター”の設計図を盗み出す指令を言い渡される。エピソード4でレイア姫がR2-D2 に託した設計図は、いかにして入手されたのか。旧シリーズで明言されなかった「多くの犠牲」の詳細がついに明らかとなる。

「知っての通り、『スター・ウォーズ』は日本から多大な影響を受けた作品だ」と語るエドワーズ監督は、「『ローグ・ワン』でもクロサワ(黒澤明)作品の映像や写真をいくつもリサーチして、衣装やデザインに反映している。特にオープニングはクロサワ映画を彷彿とさせるものを目指した」と、日本との関係を明かした。

自身も『スター・ウォーズ』の熱狂的なファンであるエドワーズ監督は、「ダース・ベイダーのシーンを演出するのは夢のようだった。40代のスタッフが多かったけど、ベイダーが登場すると緊張で現場が静寂するんだ。口をあんぐり開けて、まるで5歳児に戻ってしまったみたいだった。ベイダーにダメ出しなんてできないから、リハーサルの時にはマスクを外してもらったよ。フォースで殺されかねないからね(笑)」と、興奮気味に振り返った。

自身が演じたキャラクターについて聞かれたジョーンズは、「ジンは帝国軍への憎悪が行動原理になっている。最初は他人を信じることができなかったアウトサイダーの彼女が、異なる惑星から集まった仲間と出会い、同じ決意と勇気、善の心で次第につながっていくの」と説明。

さらにマーク・ハミルと面会した際のエピソードを明かし、「“人生が変わる準備はできているかい?”と聞かれたけど、ルーク・スカイウォーカーと握手できた時点で私の人生は大きく変わっていたわ」と語った。

一方のルナは、「自分の2年間を捧げたキャラクターだ。キャシアンは真の英雄で、自らの全てを犠牲にして目的を達成しようとする。他者の長所を見出して、チームワークが強さをもたらすことを理解している。僕自身も彼から学ぶことが多かった。日本の皆さんにこの作品を観てもらえるのが楽しみだよ」とコメントした。

また、この日の会見では、日本文化を用いたおもてなしとして、映画の世界を表現した“ふすま絵”がお披露目された。

「撮影中に欲しかったな。このショットが映画の中に登場したかもしれないのに!」(エドワーズ監督)、「もし続編があったら日本で撮影したいわ。この美しい桜を登場させられるでしょ」(ジョーンズ)、「帝国軍がとてもフレンドリーに見えるね(笑)。僕のキャラクターが高く跳びあがっているのがユニークだ。シーンの撮り直しが必要かもしれないね」(ルナ)と、それぞれ日本ならではのサプライズを気に入った様子だった。

映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』公式サイト:

http://starwars.disney.co.jp/movie/r1.html

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