DCコミックスのスーパーヒーロー映画『Shazam(原題)』、映画『ライト/オフ』のデヴィッド・F・サンドバーグ監督を起用か
ガジェット通信 / 2017年2月21日 21時0分
映画『ライト/オフ』を手掛けたデヴィッド・F・サンドバーグ監督が、米ワーナー・ブラザース傘下のニュー・ライン・シネマによるスーパーヒーロー映画『Shazam(原題)』の監督を務める交渉中だ。
サンドバーグ監督の短編映画をもとにした『ライト/オフ』は、2016年夏にニュー・ライン・シネマより公開され、500万ドルの製作予算で1億5000万ドルの興行収入を獲得し、ホラー映画としては異例のヒットを巻き起こした。『ライト/オフ』が公開される数ヶ月前、ニュー・ライン・シネマは、サンドバーグ監督を8月に公開予定の映画『アナベル 死霊館の人形』の続編の監督に起用した。
シャザム(Shazam)が初登場したのは、フォーセットコミックから出版された『ウィズ・コミックス』第2号で、1939年にキャプテン・マーベルとしてアーティストのC. C.ベックとライターのビル・パーカーによって創造された。シャザムは、ビリー・バットソンという10代の少年のオルター・エゴ(別人格)で、古代世界の神々の頭文字を取った略語 “Shazam!” ─ソロモン(Solomon)の叡智、ハーキュリーズ(Hercules)の剛力、アトラース(Atlas)の体力、ゼウス(Zeus)の全能、アキレス(Achilles)の勇気、マーキュリー(Mercury)の神速─という呪文を唱えると、スーパーヒーローに変身する。
ドウェイン・ジョンソンは、長きに渡り『Shazam(原題)』に参加することを望んでいた。2014年ニュー・ライン・シネマは、ジョンソンをブラック・アダム役として脚本家のダレン・レムケと共に起用したことを発表した。
1月、ニュー・ライン・シネマとDCエンターテインメントは、ジョンソン演じるブラック・アダムに焦点を当てたスピンオフ映画の計画を発表した。その結果、ジョンソンは『Shazam(原題)』から外れることになり、現在両プロジェクトが同時に開発されている。
サンドバーグ監督は、スウェーデンの出身だ。ニュー・ライン・シネマは、サンドバーグ監督の超常現象を扱った短編映画を見て、『ライト/オフ』の監督に彼を起用した。サンドバーグ監督は、短編作品で監督、脚本、共同プロデュース、撮影、スコアリングの全てを担当した。同作は、2013年にサンドバーグ監督の妻となったロッタ・ロステンもプロデュースと主演を務めた。このニュースはWrapが最初に報じた。
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