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香川真司インタビュー「サッカーの神様が自分をへし折ってくれた」

ゲキサカ / 2014年8月1日 22時47分

―中高時代に怒られていたというのは意外です。
「監督が選手に対して厳しいことを言ってくれる人だったんです。それは自分にとって大きかったですね。その年代でうまい選手たちが一番怒られていましたし、当時は一番きつく言われましたね」

―それが役立ったのですね。
「怒られることでもっともっと上を目指さないといけないという気持ちを持たせてくれました。やはり若いときは勘違いすることが多いものだと思いますが、厳しく言われていたおかげで勘違いをする余裕もありませんでした」

―指導者も上を目指していたということですね。
「Jリーガーや日本代表を目指していたからこそ、要求も厳しかったですし、自分自身ももっと上を目指してやろうという気持ちしかなかった。相乗効果でさらに向上心が出たのではないかと思います」

―向上心と悔しさが上を目指すためのバネになる?
「僕は今までいろいろな悔しさを味わってきました。でも、そこで諦めるのではなく、『それに打ち勝ってやる』『負けないぞ』という繰り返しで育ってきたと思っています。それはプロに入ってからも同じ。試合に出られない時期もありましたし、年代別代表や日本代表でも悔しい時期をたくさん経験しています。ただ、それでも最後には絶対に勝ってやるという気持ち、絶対に負けないという気持ちしかなかったんです」

―アディダスの新スパイクはいかがですか?
「圧倒的に軽いですね。自分の一番得意なプレーである前を向くターンや、加速して相手を抜き去る一瞬のスピードを生かしてくれるのにふさわしいスパイクです。アッパーがすごく薄くて素足感覚なので、ドリブルのときなどにも、一つひとつのボールタッチ感をすごく感じられます」

―色はいかがですか?
「見た目がすごく鮮やかなので、ピッチでも目立つと思います。今まで履いたことのないピンクとブルーということで、新鮮です。ピンクはこの夏にピッタリな色。青も日本代表のカラーですし、さわやかな夏を思い起こさせる中にピンクという派手な色なので、夏ならではのスパイクだと思います」

―4年後に向けては?
「ブラジルW杯のような経験はもうしたくない。こういう終わり方は悔いしか残らないですから。ただ、こういう経験をさせてくれたのもW杯なんです。ですから自分は感謝しなきゃいけないと思っています」

―ここからが再スタート。
「W杯はそんなに甘くないんだなと痛感しました。今後、さらにシビアに戦っていかなければ、4年後も同じような結果になってしまうのではないかと思っています。チームとしても、個人としても、しっかり受け止めてやっていかなければいけないと思っています」

(取材・文 矢内由美子)
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