[MOM1172]水戸商FW尾亦力哉(3年)_違い示したエース、0-0から出場20分弱で6Gに絡む
ゲキサカ / 2014年10月30日 23時8分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.29 全国高校選手権茨城県予選3回戦 水戸商高 7-0 東洋大牛久高 ツインフィールド]
コンディション面を考慮されて出場時間はわずか30分。ただ、水戸商高のエースストライカー、FW尾亦力哉(3年)は後半10分に投入されてからの20分間弱でスコアを0-0から7-0へと変えた。PA付近で見せる、まるで太刀のような切れ味の突破と深い切り返し、そしてパンチのあるシュート。投入1分後に決めた豪快な右足シュートと、7点目となる28分の切り返しからの右足シュートによって2得点を奪った尾亦は、右サイドを深くえぐってからのクロスやスルーパスによるアシストなど6得点に絡む活躍でチームに快勝をもたらした。
25日の初戦は先発出場したものの、この日はベンチスタート。「後半から出ると来ていたので気持ち作っていました」というFWは「蹴った瞬間、これ決まったなって」という1点目のシュートでチームの雰囲気をガラッと変えた。水戸商のポゼッションで東洋大牛久高の選手たちが十分に走らされていた影響もあるだろう。それでも、佐藤誠一郎監督も「アイツは何か持っている」と讃えたエースのパフォーマンスは別格だった。
新人戦決勝で豪快な突破から決勝点をアシストするなどチームの2冠獲得に貢献してきた“茨城のスアレス”。総体予選敗退後は「トラップ。ボール出してもらって1回でターンしてスピードに乗れるようにと。練習では監督からもそういうところは強く言われるので」という部分に特に力を注いでトレーニングしてきた。この日は圧巻の動きだったが本人は「まだまだ物足りない」と語る。「もっとゴール前とか判断速くして、相手の足、動きが止まるくらいのスピード感、パスひとつでも相手の背後を取ったりしたい」と理想像を口にした。
茨城を代表する高速アタッカーも未だ全国を経験していない。チームとともに「大会を通じて進化していきたい」という尾亦が選手権全国4強、全国総体優勝も経験している名門・水戸商を11年ぶりとなる選手権全国大会へ導く。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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