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選手権準Vの前橋育英主力組も1次通過!新たに10選手が「NIKE MOST WANTED」ジャパンファイナル進出!!

ゲキサカ / 2015年1月26日 19時14分

 持ち味を出し切ることができなかった選手たちがいた一方、選手権の全国舞台で躍動した関戸と小泉は次のステージへの切符を獲得した。「最初は全然ミスが多くて、連係が難しかった」と振り返る関戸は序盤、決して高い評価を得ていた訳ではないが、「周りも活かしながら最後自分で打開もできるように」と終盤は圧倒的なパフォーマンス。最後のゲームでは相手のわずかなミスを逃さずにDFを振り切って鮮やかな右足ループシュートでスカウト陣、関係者を唸らせた。また全国高校総体優秀選手の小泉も中盤で最高級の評価を獲得。「本当に完ぺきな、納得のいく内容ではなかったんですけど、自分のいいところは出せたかなと思います」とまずは第一関門突破を喜んだ。

 合格者発表でフェッレスカウトは、参加した各選手の取り組む姿勢を讃えたあと、「もちろん、才能というのも大事。それだけじゃなくて、どれだけ賢い、スマートな選手なのか。周りの選手よりもどれだけ速く考えてできるか、強さとか速さとか身体能力を持っているか、あとは1チームとして考えた時にチームワークの面で見ています。チームによってはFWが多かったり、中盤が多かったりする中でいろいろなポジションが出来るか、またフィットしているかを見てきました」と選考のポイントを説明。落選した選手たちへ向けて「みんな悔しい思いをしていると思うけれど、これで終わったわけじゃない。サッカーを愛してサッカーを続けていくこと。そうすればいつかチャンスも来ると思うので頑張ってください」とエールを送った。

 櫛山スカウトは最後の1次選考会となる関西セレクションに挑戦する選手たちへ「自分の特長を見せて欲しいです。それが全てだと思います」とメッセージ。実力派の参戦によって国内選考会も年々レベルが上がってきているこのスカウトプロジェクトで自分の持ち味を最大限に発揮することを期待した。この日、関東セレクションを突破した選手たちにとっては世界まであとひとつ。所属チームでの活動に加え、NIKE FCでも力を磨いてきた染谷は「自分の強みを出して周りを気にせずにやるしかない。自分を出して上に行かないといけない。プロを目指す上で必要なこと」と語り、ドイツでのプレー経験を持ち、海外への強い意欲を見せる阿部は「自分の特長のドリブルを出せる。最終的にはゴールを獲れるように意識してやっていきたい」と「ジャパンファイナル」突破を誓った。彼らと対峙する選手が2月8日の関西セレクションで新たに決まる。

[写真]関東セレクションを突破した10名。左から片山、阿部、木村、藤川、小泉、佐藤、関戸、染谷、飯村、滝谷
 
(取材・文 吉田太郎)

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