[DAYS×ゲキサカ連動企画vol.57]津工MF橋本賢治(新3年)_逆転での白星引き寄せたハードワーク
ゲキサカ / 2015年4月3日 12時58分
DAYS×ゲキサカ連動企画「全国のつくしを探せ!」
[3.30 ミズノカップIN香川予選リーグ第2節 静岡学園高 2-3 津工高 香川県営サッカー・ラグビー場]
静岡学園高に2点をリードされながらも逆転勝ち。その逆転劇を陰で演出したのがMF橋本賢治(新3年)だった。「静学は上手い。寄せが遅いと抜かれる。そこを意識していた」という橋本は素早いアプローチを徹底。相手アタッカーとの距離を縮めて自由にボールを運ばせない。運動量多く走り回り、ドリブルコースを遮ったMFは相手に横や後方へのパスを選択させ、それでも仕掛けてくる相手は身体を張って阻止。セカンドボールも回収して味方の攻撃回数を増やしていた。
前半、チームは0-2で折り返したが、高い位置でのボール奪取から相手の背後を取る攻撃ができていた。ハーフタイムに「0-2とビハインドになったけれど、裏を取れているからやり続けようと言われていた」という橋本はまず自分の役割を徹底。「みんなが前から守備意識していることを出せた」と振り返ったように、味方との連係良くボールを奪うと、自身の運動量も活かしてカウンターに繋げ、逆転勝ちへと導いた。
藤田一豊監督は橋本について「アプローチの距離が延びて、長い距離を追えるようになった。運動量が多いのは大事なこと」。中盤で献身的にボールを追うMFを成長株のひとりに挙げる。そのMFは「前からの守備でボールを奪う」持ち味を発揮して今後も勝利に貢献していく。
今年の目標は全国大会出場だ。「三重には四中工という強豪がいる。そこを倒して全国に行くことが目標」ときっぱり。運動量でチームに貢献して強豪撃破、全国出場という目標を実現させる。
(取材・文 吉田太郎)
『DAYS』は、何の取り柄も特技もない少年・柄本つくしが、サッカーの名門・聖蹟高校に入部したことで始まる灼熱×感動×奇跡の高校サッカー漫画だ! 現在、週刊少年マガジンで連載中。
そして今回、柄本つくしのように、“泥臭くチームのために献身的に走る”全国のサッカープレイヤーを応援していく企画がスタート! 各地の高校世代のゲームの中から、毎週つくしに負けない“熱さ”を持った選手をピックアップしていく。全国のサッカープレイヤーは要チェックだ! 次の“つくし”はキミかもしれないぞ!!▼関連リンク
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第3回ミズノカップU-18 IN うどん県(香川)2015
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