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「優勝しないと評価されない」タイトルへの渇望、ぶれない早稲田大が明治大を下す:準決勝

ゲキサカ / 2016年7月2日 23時6分

「優勝しないと評価されない」タイトルへの渇望、ぶれない早稲田大が明治大を下す:準決勝

[7.2 アミノバイタルカップ2016準決勝 明治大1-2早稲田大 味スタ西]

 第40回総理大臣杯全日本大学トーナメント(総理大臣杯)の関東予選にあたるアミノバイタルカップ2016 第5回関東大学サッカートーナメント大会の準決勝が2日に行われた。第1試合では明治大と早稲田大が対戦。一時は追いつかれたものの、突き放した早稲田大が2-1で勝利し、準決勝進出を決めた。

 勝利したのは早稲田大。過密日程ゆえの疲労が襲い掛かるなか、選手たちを突き動かしたのはタイトル獲得への渇望だった。今大会は既に8強入りを果たし、総理大臣杯出場権は手にしているため、“消化試合”という見方もできた。しかし海老茶の選手たちは「僕たちは総理大臣杯予選というよりも、アミノバイタルカップというカップ戦だと思ってる」と口を揃える。

 チームスローガンに『WASEDA THE 1ST』を掲げ、どんなときも頂点を目指してきたチームは、そのスタンスをぶらすことはない。手にできるタイトルはすべて勝ち取るという熱い心意気で、“関東王者”となるべく試合へ臨んだ。

 3回戦(準々決勝)から中2日で行われた今試合。決勝および3位決定戦が中0日で行われるということもあり、明治大は大幅なターンオーバーで臨んだ。準決勝(日本体育大・4-4PK10-9)で延長PKを制する死闘を演じたこともあり、今試合ではGKやCB2人を含む5人を変更。GK八谷惇希(4年=清水ユース)がゴールマウスを守り、DF鳥海晃司(3年=千葉U-18)とDF上夷克典(2年=鹿児島城西高)らが先発した。

 対する早稲田大は負傷から戻ってきたエースFW山内寛史(4年=國學院久我山高)がこの日もベンチスタート。とはいえ3回戦からは、1人の変更のみ。MF相馬勇紀(2年=三菱養和SCユース)がメンバー外で、MF今来俊介(3年=桐光学園高)が先発した。

 試合前に相手の先発を見た早稲田大FW山内は「明治はアミノ杯でずっとメンバーを変えながらここまで来ていたので」と前置きしつつも、「率直に少し悔しいというか、メンバーを見たときは、このメンバーには負けられない」と思ったという。

 また主将のDF新井純平(4年=浦和ユース)は「誰が出ても明治は明治。自分たちはそれ以上にワセダらしく。走り勝ったり、がむしゃらに、ひたむきに戦うというのをぶらさずにやっていくしかないと思いました」と明かした。

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