えいじから“弟”ゆーじへ…あの日々を共に過ごしたからこそ「心から応援しています」
ゲキサカ / 2017年1月23日 22時32分
メスに所属する日本代表GK川島永嗣が自身のブログ(http://globalathlete.jp/eiji-kawashima/)を23日に更新し、かつてベルギーのスタンダール・リエージュでともにプレーしたFW小野裕二にエールを贈った。
12-13シーズンにリールスからS・リエージュに加入した川島。シーズン途中にはFW永井謙佑と小野がS・リエージュに移籍を果たし、3人はチームメイトになった。川島は『ゆーじ』と題したブログで当時を振り返っている。
「ちょうど4年前、20歳にもなっていなかったまだ幼かったゆーじがベルギーの同じチーム、スタンダールリエージュにけんすけ(永井謙佑)と共に移籍してきました。ずっと一人で海外で生活していた僕にとっては、急に弟達ができたようで、そして日本人プレーヤー3人が同じヨーロッパのピッチの上で活躍できる時代を作っていきたいと想いにかられていました」
続けて、9歳年下の“弟”小野と過ごした日々を記している。「毎日練習で削られて、脛から血を流しながら、何も言わずにもくもくと練習している姿が今でも目の裏に焼き付いています。海外で慣れない生活の中ご飯を作って一緒に食べたり、料理に慣れてきたゆーじのご飯をご馳走になったり」。ピッチ上だけでなく、プライベートでも同じ時間を過ごしてきた。
3人の日本人選手が同じチームにおり、「外国人としてその国の選手以上の活躍をそれぞれがしなければいけません」という状況。そして、「3人それぞれが思い通りにいかない事に葛藤を抱えながらもがき、日本でもメディアではなかなか取り上げてもらえない土地で、色んな覚悟をもってさらに上を目指す日々」の中でも、小野は「それでも絶対に成功してやる、そんな強い気持ちを時間が経つごとにさらに強く見せてくれる姿」を示し、川島も刺激を受けていたという。
2人は14-15シーズン限りでS・リエージュを退団。川島はダンディー・ユナイテッド、小野はシント・トロイデンに新天地を求めた。あれから1年半、今月22日に小野のサガン鳥栖への完全移籍が発表された。川島は小野がベルギーで過ごした4年間を「怪我や逆境を乗り越え、挑戦し続けた経験は彼が挑戦したからこそ得られた経験だと思います」と綴ると、「この経験をまた彼自身が、自分のキャリアにそして彼の人生に必ず生かし、活躍していくことを期待し、何より心から応援しています」とエールを贈った。
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