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「僕は完璧にしたい」。近年の選手権で最もインパクト残した優勝GK廣末陸、FC東京、新しいステージへの決意

ゲキサカ / 2017年2月23日 15時29分

FC東京1年目のシーズンへの決意を語ったGK廣末陸

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 近年、これほど選手権で注目を集め、Jリーグへ進んだGKはいなかったのではないか? 青森山田高のゴールを守ったGK廣末陸は対戦相手の決定的なシーンをことごとくセーブし、飛距離と精度を兼ね備えたキックでゴールをアシスト。第95回全国高校サッカー選手権では“大会の主役”として青森山田を初優勝へ導き、プレミアリーグチャンピオンシップではMVPを獲得して「高校年代真の日本一」の立て役者となった。その廣末は今年、中学時代までを過ごしたFC東京でJリーガーとして新たなスタートを切っている。東京五輪世代の日本代表チームの一員としても注目を集める守護神が、プロとしての心構えや現在の課題、そして目標などについて語った。

―中学生時代以来にFC東京へ戻ってきて、今、小平で新しい空気を吸っている。どのような感覚でしょうか?
「3年ぶりにまた戻ってきて、このエンブレムをつけて練習できていることは凄く懐かしいという気持ちもありますし。3年間の活躍などが評価されて戻って来れたと思っているので、その部分に関しては凄く嬉しいですし、これから色々と結果を残していければいいと思っています」

―サポーターとの交流を見ても、凄く温かく迎えてもらっている印象です。
「青森山田の時からプレミアリーグでFC東京と当たった時に、FC東京のファンの方は温かい声援を送ってくれたりして本当に嬉しかったですし、戻って来てからもたくさんの方が応援に来てくれて力になっています」

―「青森山田の廣末」から「FC東京の廣末」へ。徐々に周囲の目も変わってきている。
「青森山田では結果を残してきましたが、FC東京ではまだ真っ白な状態。ここからまた結果を残していかないと評価は上がってこないと思いますし、このFC東京の看板に隠れているような状況ではダメだと思うので、まずは試合に出ることを第一に考えてやっていきたいです」

―環境が変わってプロとしての1年目。思うようなスタートが切れている? それとも壁に当たりながらになっている?
「どちらかというと壁に当たりながら、悩みながらですね。(理由は)まず待遇の違いです。プロとしてお金を貰う立場になって責任があります。また、青森山田では出場して当たり前という部分もあったので、今になって試合に出る大変さなどを感じています。FC東京には日本代表の林選手をはじめ能力の高いGKが多いので、高い壁ですが、それを乗り越えていかないとこの先大成はできないと考えているので、1年目とか関係なく、自分の特長を出してレギュラー争いをしていきたいです」

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