FIFAが各国リーグ戦国外開催の認可を検討か…米プロモーターとの訴訟問題に進展
ゲキサカ / 2024年4月9日 17時12分
国際サッカー連盟(FIFA)によって禁じている各国リーグ戦の国外開催が、今後認められる可能性が出てきた。『ESPN』や『アスレチック』などによると、米イベントプロモーターがFIFAと争っていた反トラスト法(独占禁止法)違反の訴訟が和解に達し、FIFAは規則を改正するか検討する見込みだという。
アメリカでは欧州ビッグクラブを招いたプレシーズン大会が毎年行われており、2018年や19年にはラ・リーガ公式戦のアメリカ開催が浮上していた。しかしFIFAは「各国から離れてリーグ戦を開催することを委員会は支持しない」としてリーグ戦の国外開催を禁止。同国のプロモーターであるレリバント・スポーツ社はアメリカサッカー連盟(USSF)とFIFAが協力して海外リーグをアメリカで行うことを不当に禁止したとして、両者に対して反トラスト法違反だと主張していた。この訴訟は一時棄却されたものの、昨年には控訴裁判所がこの判決を覆。レリバント・スポーツ社とFIFA・USSFの争いが再開したていた。
そうしたなか、8日にレリバント・スポーツ社がFIFAを被告から外したようだ。同社のダニエル・シルマンCEOは「FIFAがリーグ戦の国外開催を禁止する現行規則の改正を検討する間、双方は問題を解決するための合意に達した」と説明している。FIFAが実際に改正するかは不明だが、国外開催を認めるか議論することは確実とみられている。
もっとも各クラブのサポーターからは国外開催に批判の声があがっており、シルマンCEOは「欧州での公式戦をアメリカで行うことはエキサイティングな提案ではあるが、慎重かつ協力的に行わなければいけない」と見解を示している。また同社とUSSFとの争いは継続中であり、FIFAが今後議論を始めることからも国外開催の早期実現は難しそうだ。
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