“8強屈指の大一番”レアルvsマンCは逆転に次ぐ逆転で3-3激闘ドロー!! 圧巻のスーパーゴールショー
ゲキサカ / 2024年4月10日 6時3分
[4.9 欧州CL準々決勝 R・マドリー 3-3 マンチェスター・C]
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は9日、準々決勝第1戦を行い、レアル・マドリー(スペイン)対マンチェスター・シティ(イングランド)は3-3で引き分けた。開始早々にマンチェスター・CがFKで先制したが、R・マドリーが前半12分からのわずか2分間で逆転に成功。後半にはマンチェスター・Cがミドルシュート2連発で再逆転するも、R・マドリーも同点に追いつき、準々決勝屈指のビッグマッチの決着は第2戦に委ねられる形となった。
R・マドリーは4-2-3-1の変則システムで王者を迎え撃った。GKはアンドリー・ルニンが構え、4バックは左からDFフェルラン・メンディ、DFアントニオ・リュディガー、DFオーレリアン・チュアメニ、DFダニエル・カルバハル。ダブルボランチはMFトニ・クロース、MFエドゥアルド・カマビンガが並び、サイドハーフは左の大外にFWロドリゴ・ゴエスが開いた一方、右はMFフェデリコ・バルベルデが絞り目のポジションを取った。トップ下にはMFジュード・ベリンガム。1トップはFWビニシウス・ジュニオールが務めた。
対するマンチェスター・Cも4-2-3-1をベースとするが、R・マドリーとは異なる仕組みの可変システム。GKはシュテファン・オルテガが構え、4バックは左からDFヨシュコ・グバルディオール、DFルベン・ディアス、DFジョン・ストーンズ、DFマヌエル・アカンジが並ぶ中、ストーンズは攻撃時にボランチのようなポジションに入った。ダブルボランチはMFロドリとMFマテオ・コバチッチで、2列目は左からMFジャック・グリーリッシュ、MFフィル・フォーデン、MFベルナルド・シウバ。1トップはFWアーリング・ハーランドが担った。
試合は早々に動いた。まずはR・マドリーがスピードあふれるカウンターを試みたが、これが不発に終わると、すぐにマンチェスター・Cの速攻がスタート。左サイドをグリーリッシュが駆け上がり、チュアメニのファウルを誘ってイエローカードを出させた。するとこのFKで先制。キッカーのB・シウバは中に合わせるのではなく、意表を突いたシュートを選択し、GKルニンの手を弾いたボールがゴールに吸い込まれた。
その後もマンチェスター・Cがボールを握り、前半7分にはハーランドとグリーリッシュが次々にシュートを放つ波状攻撃を展開。ところがR・マドリーの守備陣も耐え抜くと、今度は同12分、R・マドリーが最初のポゼッション攻撃で追いついた。右サイドを持ち上がったカルバハルのパスを受けたカマビンガがミドルレンジから左足一閃。力強く放ったシュートがR・ディアスに当たり、ゴールマウスに転がり込んだ。
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