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町田が再び首位浮上!! 国立敗戦から一気に先発5人変更、韓国人2トップ揃い踏みでFC東京撃破

ゲキサカ / 2024年4月21日 16時58分

FWナ・サンホのゴールを祝福する町田の選手たち

[4.21 J1第9節 FC東京 1-2 町田 味スタ]

 J1リーグは21日、第9節を行い、FC町田ゼルビアがFC東京を2-1で破った。町田はMFナ・サンホとFWオ・セフンの韓国人2トップが揃い踏みし、国立での前節・神戸戦(●1-2)から先発を一挙5人入れ替えながらも2試合ぶりの白星。今節は首位のC大阪、2位の広島が揃って勝ち点を落としたため、再び首位に返り咲いた。

 FC東京は前節・東京V戦(△2-2)で退場したMF安斎颯馬が出場停止。MF遠藤渓太が右サイドハーフで先発した。対する町田はGK谷晃生が出場停止から復帰した一方、MF柴戸海が累積警告で出場停止。17日のルヴァン杯・北九州戦(◯2-1)で先発した国士舘大出身ルーキーのDF望月ヘンリー海輝、MF高橋大悟、MF宇野禅斗が今季初先発を果たし、宇野はJ1デビュー戦となった。[スタメン&布陣]

 最初のチャンスはFC東京だった。前半6分、左からカットインしたMF俵積田晃太が中央に差し込み、トップ下のFW仲川輝人がスペースで巧みに受けると、ペナルティエリア左にスルーパス。小柏がオフサイドにかからず、いいタイミングで抜け出したが、シュートは谷の正面に飛んだ。

 対する町田は前半12分、望月の素早いスローインをMFナ・サンホが受け、右に流すと、高橋が高い位置からクロスを配球。FWオ・セフンの胸での落としからナ・サンホが狙ったが、相手に当たって枠を外れた。

 それでも前半13分、町田は直前のプレーで得た左CKから試合を動かした。キッカーのMF仙頭啓矢はファーサイドに高いクロスを送ると、これに反応したのは先ほどもシュートを放っていたナ・サンホ。強烈なボレーシュートをゴール左隅に突き刺した。ナ・サンホは今季初ゴール。19年に所属した古巣相手に決めた。

 ところが前半19分、FC東京もすぐに取り返した。MF高宇洋、MF小泉慶、MF遠藤渓太、仲川が次々とバイタルエリアでボールに絡み、攻撃にスイッチを入れると、ペナルティエリア内に飛び込んだDFバングーナガンデ佳史扶が町田DFドレシェヴィッチのハンドを誘発。そこでPKを獲得し、これを小柏が右ポストに当てながら決めた。

 しかし前半25分、町田がまたしても突き放す。ドレシェヴィッチが右サイド裏に大きくロングフィードを蹴り出すと、右SBの望月が長い距離を走り切り、ゴールラインギリギリでボレー気味のクロスを配球。これが鋭い軌道でニアサイドに入り、オ・セフンがダイビングヘッドで押し込んだ。オ・セフンは4試合ぶりの得点。望月はプロ入り初アシストとなった。

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