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“奇遇ずくめ”のJ1通算600試合出場! 史上3人目の偉業も浦和GK西川周作が「通過点」と言い切る理由

ゲキサカ / 2024年5月7日 6時51分

「この2年間の積み重ねが、考えなくてもできて来ている。試合中は良くないプレーがあっても気にすることなく、頭の中で切り替えができている。落ち着きながら闘えているところは強みだと思っていますし、たとえ失点しても慌てることがなくなった」

 その言葉通り、以前は見られた失点後の攻め急ぎがなくなった。ただ、こういった成長は西川が謙虚に自分を見つめ、進取の気性を発揮しているからこそ実現していると言える。

「ジョアンが来て、考え方が少し変わった。2-1にされたとしても、向こうが前掛かりになる分、逆にこちらにチャンスができるのではないかと考えていた。メンタル的な部分でポジティブに考えることで、特にGKはみんなに落ち着きを与えることができ、良い攻撃につながると思う」。だからこそ「600試合は通過点でもある」と言い切れるのだ。

「僕の理想として、できるだけ長くやりたい」。2位の楢崎は1年後に、1位の遠藤も2シーズン後に超えていける可能性がある。しかし、西川は言う。

「記録よりも、西川周作が引退するときに、みなさんの記憶に残るプレーヤーでありたい。みなさんの頭の中にどうやって残るかは分からないですけど、優勝してなのか、特長があるGKだなとか、何かしらいいイメージで残りたいと思っています」

 浦和はこれで5勝2分5敗。五分に戻した。「勝ったり負けたりでもどかしいが、やっていることは良い方向に向かっていると思う」。守護神が力強く言った。

(取材・文 矢内由美子)
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