MF田島悠玖「しっかり超えれるように、まずは日々の練習から」。金光大阪はインハイで大阪連覇、全国16強超えに挑戦
ゲキサカ / 2024年5月9日 18時40分
[5.5 プリンスリーグ 関西2部第5節 近大附高 0-0 金光大阪高 近大附高G]
金光大阪高(大阪)がインターハイ大阪府予選連覇にチャレンジする。この日は、大阪府内のライバルでもある近大附高とスコアレスドロー。MF田島悠玖(3年=FC B2出身)は「勝ち点3取って、インターハイに繋げるっていうのを 全体でやってたけど、取れなかったっていうのは、まだ自分たちの課題かなと思います」と悔しがった。
今季プリンスリーグ関西2部5試合で3分2敗、わずか1得点とフィニッシュの部分など課題があることは確か。だが、この日はボールを保持する時間を増やして相手を押し込み、守備陣も終始安定するなど前向きな内容でもあった。
その中で田島はシャドーの位置でチャンスメーク。見て欲しいところというラストパスや、左足のプレースキックでゴール前のシーンを創出した。また、「体を上手く使いながら、何かあればファウルみたいな形を作れるんで、そこは自信持ってます」というように、鋭いドリブルで“悪くても”FKやCKを獲得。チームリーダー4人のうちの一人でもあるMFは、攻撃の中心になっていた。
ただし、本人に満足感はない。「やっぱり自分が起点となってチームを勝たせれるように、点取って勝たせるっていうのが足りないかなと思います」。開幕前の負傷から徐々にコンディションを上げてきているが、より決定的な仕事をすることを目指す。
田島は昨夏、インターハイ全国大会も経験。先輩たちが個の力とまとまりの良さを発揮し、全国大会で2勝する姿を見ている。それだけに、「去年、僕もメンバー入ってたんで、去年の結果をしっかり超えないといけないって強く思ってるんで、しっかり超えれるように、まずは日々の練習からやっていきたいです」と誓う。
インターハイ予選は5月19日が初戦。「連覇もかかってますし、去年の結果も超えないといけないんで、そういった意味ではもう一個成長して、去年の結果を超えたいです」。課題を改善し、大阪連覇、先輩たちの全国大会16強超えを果たす。
(取材・文 吉田太郎)
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