[プリンスリーグ関東2部]前への姿勢が出た西武台と、2戦連続無失点の桐光学園。次へ繋がるドロー
ゲキサカ / 2024年5月11日 21時16分
[5.11 プリンスリーグ関東2部第6節 西武台高 0-0 桐光学園高 西武台高第2G]
次に繋がるドローだ。11日、高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ 2024 関東2部で西武台高(埼玉)と桐光学園高(神奈川)が対戦し。0-0で引き分けた。
1年時にROOKIE LEAGUE関東Aリーグで初優勝している世代が3年生になった西武台と、昨年のインターハイ準優勝メンバーを複数残す桐光学園。ともにポテンシャルを秘めた両校だが、まだまだ噛み合わない部分があり、西武台は1勝4敗の8位、桐光学園も1勝2分2敗の7位と思うようなスタートを切ることができていない。
インターハイ予選による中断を前に、悪い流れを止めたい両校。立ち上がりは、桐光学園が体調不良でU-17日本高校選抜CB谷口輝(3年)欠場の西武台を押し込む。勢いのある攻守からFK、CK、ロングスローで西武台にプレッシャーをかけるが、先制点を奪い切ることができない。
一方の西武台は、守屋保監督が「これまではなかなか矢印が前に向いていませんでした。でも、今日は(横への意識がやや強かったこれまでに比べると、)『前に行くぞ』という気持ちが出ていました」というように、攻守両面で健闘したMF杉山幸一郎(2年)とMF宇野大稀(3年)の両ボランチが、セカンドボールを拾うと、相手3バックの脇を狙った配球で前へ。9分には、杉山の右クロスをMF鈴木洸晴(3年)が頭で合わせ、12分にも右サイドでキレのある動きを見せるMF藤木浩人(3年)がマイナスのラストパスを通す。
西武台の俊足MF鈴木洸晴は左サイドからのドリブルで相手を押し返した
これをFW遠藤秀悟(3年)が右足ダイレクトで合わせたが、シュートは桐光学園GK大村明裕(3年)がセーブする。この後、桐光学園の10番MF吉田晃大(3年)と西武台の10番FW遠藤が相次いで負傷交代するアクシデント。ともに攻撃のキーマンを欠く中での戦いとなった。
西武台のエースFW竹内奏海(3年)は「(谷口、遠藤の)2人が一番声かけてくれたり、引っ張ってくれてたりしたので、 その2人がいない中でも自分たちでやろうとやっていました」と説明する。切り替えて戦う西武台はMF鈴木洸が高速ドリブルで前進したほか、33分には交代出場FW緑川梗雅(3年)のラストパスでFW竹内がPAへ侵入。DFをかわして右足シュートを狙うが、桐光学園DF青谷舜(3年)が身体を投げ出してブロックする。
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