[MOM4701]大宮U18MF山中大智(3年)_誰よりも走り、誰よりも戦い、誰よりも頑張る。漢気のグラディエーターが志願のCB出場で完封勝利に貢献!
ゲキサカ / 2024年5月13日 21時38分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.12 プレミアリーグEAST第6節 大宮U18 2-0 尚志高 埼スタ第2グラウンド]
このチームで生き抜いていくために、絶対に譲れない信念がある。誰よりも走る。誰よりも戦う。そして、誰よりも頑張る。基本中の基本かもしれないけれど、それを全力でやり切ることが、自分の成長にとっても、このグループの成長にとっても、何より必要だと信じているから。
「今年は副キャプテンになったので、後輩を引っ張りながらチームの中心としてプレーしたいですし、経験だけはしてきているので、そこの部分を生かしてしっかりやっていけたらいいなと思います」。
大宮アルディージャU18(埼玉)を力強く支える、漢気のグラディエーター。MF山中大智(3年=クラブ与野出身)が90分間披露し続けた献身的なハイパフォーマンスが、苦しむチームへ大きな勝ち点3を引き寄せたことに疑いの余地はない。
それは志願の“コンバート”だった。今シーズンの大宮U18はDF酒井舜哉(2年)とDF中澤凜(1年)の下級生コンビがセンターバックを務めてきたものの、なかなか失点を止め切れない試合が続いていた。彼らの奮闘は認めつつ、山中はあるタイミングで丹野友輔監督の元を訪れる。「チームとして苦しい状況だったので、本職ではないんですけど、自分から『チームが勝てるならセンターバックをやります』ということを監督に伝えました」。
2連敗で迎えたプレミアリーグEAST第6節の尚志高(福島)戦。中澤がコンディション不良もあって欠場を余儀なくされた一戦で、指揮官は山中をセンターバックとしてピッチへ送り出す。
いつもとは違う役割。いつもとは違う視界。ただ、もちろん準備は万全に整えてきた。「今日は自分がボランチをやっている時に、センターバックにやってほしかったことをやりました。ラインの上げ下げだったりとか、みんなでプレッシャーに行った時に付いていくとか、そういうことを意識しました」。できることを丁寧に、確実に、最終ラインでこなしていく。
前半終了間際に1点を先制し、後半12分に追加点も記録したものの、以降はロングスローも含めて押し込まれる展開に。それでも「後半は苦しい時間帯が続いたんですけど、自分たちは失点したら一気に連続失点することが多かったので、『絶対に失点はしないように』と全員で声を掛け合うことは意識しました」という“急造センターバック”を中心に、大宮U18の守備陣は相手のアタックを粘り強く凌いでいく。
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