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後半ATの勝利確定弾…味方を信じた横浜FC伊藤翔「しっかり櫻川選手が外してくれたので」

ゲキサカ / 2024年5月18日 21時20分

ゴールを決めたFW伊藤翔がDF中村拓海と抱擁

[5.18 J2第16節 横浜FC 2-0 清水 ニッパツ]

 勝利を決定づける一発を沈めた。横浜FCのFW伊藤翔は試合終了間際に追加点を挙げ、首位・清水エスパルスの7連勝を打ち止めた。

 横浜FCは前半17分に先制。ベンチスタートの伊藤は後半28分に途中投入された。気温は30度近く、直射日光が強いピッチの上で戦う仲間を見て、伊藤は奮起。「いつもがんばっているけど、前半からボールの周りも守備もより効果的にできていた。自分が交代で入るときも、暑いなかで散々がんばった中での交代。自分たちがちゃんと引き継がなきゃと思った」。守り切ることも大事だが、自らの持ち味でチームを助けることになった。

 後半アディショナルタイム6分過ぎ、伊藤は味方の力を信じて走った。右サイドからDF中村拓海がクロス。「中村選手のセンタリングの質は信用していた」(伊藤)。シュートまでのイメージを抱きながら、伊藤がゴール前に迫る。すると、FW櫻川ソロモンが浮き球に合わせ損ねてボールがこぼれた。絶妙なタイミングで詰めた伊藤が豪快にシュートを叩き込んだ。

 冗談を交えながら、伊藤は仲間への感謝を口にする。「しっかり櫻川選手が外してくれたので(笑)。外す予測をしながら入っていけたので、それがゴールにつながってよかった」。ストライカーとしての本領発揮も「あれだけいい形で落ちてくることは年に何回もない。こういうタイミングで出てよかった」と謙虚に笑みをこぼした。

 7連勝の首位から白星を手にしたが、伊藤は「結局勝ち点3を取っただけなんで、また次ですよ」と冷静。「自分たちの力が今日みたいな感じで毎回出せればいいけど、そこが不安定なところが改善の余地があるところ。そこは自信にもなるし、課題も同時に出た感じ」。最後に笑って終えるためにも、ひとつの勝利で油断することはない。

(取材・文 石川祐介)
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