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あるか同学年対決…ドジャース大谷vsカブス誠也の「本塁打王」争い

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月7日 9時26分

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“誠也越え”の2ランを放った大谷(C)共同通信社

 ドジャース・大谷翔平(29)に当たりが戻ってきた。

 日本時間6日、敵地シカゴでのカブス戦に「2番・DH」で出場。4点を追う五回無死一塁から相手先発のベテラン右腕ヘンドリックスの低めのチェンジアップに体勢を崩されながらも、右翼ポール際へ叩き込む2試合連続の2号2ラン。飛距離115.5メートル、打球速度169キロの一発は伝統あるリグレーフィールドでの初本塁打となった。

 カブス・鈴木誠也(29)は「2番・右翼」でスタメンに名を連ね、二回に適時二塁打を放つと、六回1死三塁から右犠飛を放ち、2打数1安打3打点。5試合連続安打とした。

 試合はカブスが9-7で競り勝って5連勝。ドジャースの連勝は4でストップ。

 大谷は曲がりなりにも昨季のア・リーグ本塁打王だ。

「尻上がりに調子を上げて、最終的には昨年並みの本塁打(44本)は打つでしょう」と現地特派員がこう続ける。

「右肘手術明けで上半身を思うように鍛えられない分、オフから下半身を徹底的に鍛えた。足腰をこれまで以上にパワーアップしたことで、打球の飛距離も伸びたともっぱらです。打線の前後にベッツとフリーマンというMVP選手がいて、相手投手のマークが集中することもなくなった。常勝球団に加入してモチベーションも高い。ドジャースに移籍したメリットは大きいだけに、多少、出遅れても心配はいりませんよ」

誠也は今年にかける気持ちは強い

 この大谷に勝るとも劣らない活躍を期待されるのが、4日に2戦連続となる2号本塁打をかっ飛ばした鈴木誠也だ。

 今季は5年契約の3年目。1年目は打率.262、14本塁打、46打点、2年目は.285、20本塁打、74打点と、投手を含めたメジャーの環境に徐々に慣れ、今季はさらなる上積みが期待できるからだ。実際、オープン戦は打率.459、チーム最多の6本塁打と打ちまくった。別の特派員がこう言う。

「とにかく反骨心旺盛というか、屈辱をバネにできるタイプですから。大谷とは同じ2012年のドラフトで日本のプロ野球に入った同級生。その大谷が、自身は脇腹肉離れで出場できなかった昨年3月のWBCで日本代表を優勝に導いてMVPを獲得、レギュラーシーズンでも本塁打王のタイトルと2度目のMVPを手に入れた。それだけに、なにくそという思いは強いはずです。不調で地元のシカゴメディアにスタメンを外せと書かれたり、右翼手での起用が左打者と併用になったり、ピンチは何度かあったのですが、そのたびに結果を出して乗り越えてきたのです。シーズン終盤にはチームのプレーオフ進出をフイにする落球をやらかしているだけに、今年にかける気持ちは強い」

 このまま順調に打ちまくれば、大谷とのタイトル争いまであるというのだ。

  ◇  ◇  ◇

 大谷は元通訳の賭博醜聞により、自身が白でも黒でも華麗な経歴に傷が付き、今後のキャリアの見通しに影響が出る可能性は否めない。

●関連記事【もっと読む】…では、スポンサー撤退の現実味について報じている。

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