巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月23日 10時54分
(左から時計回りに)丸、坂本、吉川(C)日刊ゲンダイ
22日現在、3位の巨人がチャンスで打てない。
チーム打率.239はリーグ3位だが、得点圏になると、12球団ワーストの.186に落ち込む。
打率.321の岡本和真(27)は得点圏も.412と勝負強いが、問題は4番打者以外だ。
打率.259の丸佳浩(35)は.182、.239の坂本勇人(35)に至っては.056と壊滅的。.214の吉川尚輝(29)も.136。主力がこれだけチャンスに弱いのだから、チーム総得点が50でリーグ最低なのもうなずける。
20日の広島戦は今季最多の12安打を放ったものの、12残塁で2得点に終わり、敗れた試合が象徴的。ここまでの総残塁数が165とダントツに多いのも好機で打てないことの証左だ。
さるチーム関係者がこう言った。
「坂本の得点圏.056と丸の.182は『衰え』という見方が大半。しかし、吉川はこの2人のベテランとは立場が違います。29歳で今が旬の時期のはずなのに、打撃に関しては開幕からずっと精彩を欠いたまま。昨季は主に1番を任されていたものの、今季は8番が定位置。21日の広島戦は『打てない』と揶揄される捕手の小林が7番で、吉川はその後。打順が変われば、担う役割も変わる。そのあたりに戸惑いがあるのかもしれません。それを差し引いて、いくら二塁の守備力が高く、内野の要という立場といえども、いつまでたっても打てない上に、好機で凡退し続けるようなら、『若手を使った方がいい』という声も出てきます」
外野は秋広、浅野、内野も先日ドラフト4位ルーキーの泉口が二軍に落ちた。
「阿部監督は『困ったらど真ん中に投げろ』といった自らの方針を実践できない選手を二軍に落とす一方で、小林のように結果を残す選手に出場機会を与えるなど信賞必罰を大事にしている。主力であろうと例外はありません」(同前)
坂本、丸はもちろん、二塁の吉川も安泰ではないということだ。
◇ ◇ ◇
巨人の野手の中で、「今年は一味違う」と日増しに評価が高まっているのが捕手の小林だ。
バットでも結果を残すべく、目の色を変えている。それを裏付ける、年明け早々の1月2日に打撃コーチに送り付けたとされる「死に物狂い」なLINE自撮り動画の中身とはーー。
関連記事【もっと読む】…でそれらについて詳しく報じている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
巨人・中山礼都 坂本代役で今季初スタメンも5の0 3度の満塁含む4度の得点機に凡打で悔しい途中交代
スポニチアネックス / 2024年4月28日 19時14分
-
巨人 3回までに早くも6残塁拙攻 打線大幅組み替えも今季初スタメン中山が2度の満塁で凡退
スポニチアネックス / 2024年4月28日 15時15分
-
「そりゃ勝てない」巨人・阿部監督が指摘したミス 9戦連続2点以下…得点力向上への課題
Full-Count / 2024年4月25日 12時27分
-
阿部巨人「特別バント練習」は恐怖の警告…大城が犠打連続失敗で監督激怒→スタメン剥奪
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月25日 11時10分
-
巨人・坂本 「ミスター赤ヘル」に並ぶ2339安打は決勝打 チームはひたちなか17年ぶり勝利
スポニチアネックス / 2024年4月24日 5時32分
ランキング
-
1今永昇太がナ・リーグの月間新人賞! カブス1年目〝ノーストレス〟で快進撃
東スポWEB / 2024年5月4日 0時7分
-
2巨人「長嶋茂雄DAY」で坂本V打&猛打賞 岡本和5号2ラン 門脇3打点 戸郷35日ぶり2勝目
スポニチアネックス / 2024年5月3日 20時54分
-
3真美子夫人の指輪を拡大すると「好感度高い」 大谷翔平との違いに目を凝らすXユーザー続出
THE ANSWER / 2024年5月3日 15時3分
-
4佐藤輝明のバッティングに掛布雅之氏が喝 「気持ちが前に出ない三振を繰り返すなら…」
Sirabee / 2024年5月2日 18時0分
-
5男子は葛西、女子は五島V 陸上の日本選手権1万メートル
共同通信 / 2024年5月3日 21時36分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください