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U23大岩ジャパンはパリ五輪に暗雲…「負けたら終わり」の次戦 強豪カタールの要注意選手

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月23日 12時18分

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GK野沢(右)と藤田(C)共同通信社

 パリ五輪の予選を兼ねたアジア杯U23(23歳以下)カタール大会で日本代表は現地時間22日、グループリーグ(GL)B組で2連勝同士のライバル韓国と対戦。0-1で敗れ、GL2位で決勝トーナメントに進むことになり、25日の準々決勝はA組1位突破の開催国カタールと対戦する。

 韓国戦は「日本の決定力不足」が目立ち、好機を迎えても枠外シュートばかり。韓国戦に先発したFWの藤尾翔太(町田)、内野航太郎(筑波大)、荒木遼太郎(FC東京)に加えて途中出場のFW細谷真大(柏)の4人は、韓国戦を含めてGL3試合でノーゴールの体たらくぶりである。

「難敵の韓国相手にシントトロイデン所属の主軸MFの藤田譲瑠チマと山本理仁、FC東京で主将を務める松木玖生をベンチに置いた大岩監督の選手起用は不可解。GLの初戦と2戦目で好セーブを連発したGK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)を使わず、FC東京でも不安定なプレーが散見される野沢大志ブランドンの先発にも疑問が残る。ゴールを許した場面では、右CKのボールが判断ミスで飛び出した野沢の頭上を越え、韓国選手のヘディングシュートが決勝点となった」(元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏)

 この日の敗戦でA代表の世界ランク18位の日本は134位のインドネシアではなく、34位のカタールと顔を合わせることになった。1~2月のA代表アジア杯に優勝するなど国家を挙げてチーム力をアップさせているカタールは、五輪代表もアジアの優勝候補の一角といわれるようになった。

「1月のアジア杯全7試合に出場したMFジャッセム・ガベル、MFムスタファ・タレクのA代表組は中盤でプレーしながら、局面に応じて連係しながらドリブル突破、パス交換からの突破、カウンター攻撃をうまく使い分ける。不動の4DFは連係面もきっちりと取れている。右SBアブドュラ・アリャジデイは、快足を飛ばして鋭い攻撃参加を見せ、GLのヨルダン戦では相手ゴールライン手前まで攻め入り、角度のないところから強烈シュートをズバッと決めた。要注意選手の一人です」(前出の六川氏)  パリ五輪のアジア枠は「3.5」。準々決勝で敗退した瞬間に五輪への道が閉ざされ、1996年アトランタ大会から続けていた連続出場は「7」で途切れてしまう。その大一番の相手が、インドネシアよりもはるかに手ごわいカタールとなった。

 大岩ジャパン、大ピンチである──。

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関連記事【もっと読む】…では六川氏がシビアに検証して明らかになった大岩ジャパンの「3つの不安材料」について詳しく報じている。

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