婚約中の露出変態カップル「ハメ撮りプレー動画」の価値 約2年で9500万円荒稼ぎできたワケ

逮捕された桐伸年容疑者（Ｃ）日刊ゲンダイ

　同居するフィアンセとの「ハメ撮り露出プレー」を海外の有料サイトに投稿し、「定額制」で荒稼ぎしていた。

　自らの性行為を撮影した無修正のエロ動画を交流サイト（SNS）に投稿したとして、いずれも福岡市中央区の無職、板橋尚皇実（32）と自営業の桐伸年（29）両容疑者が14日までに、わいせつ電磁的記録陳列の疑いで警視庁保安課に逮捕された。

　2人は2021年11月、X（旧ツイッター）に「無修正動画3000点以上♥」と書き込み、ダイジェスト版を投稿。1カ月約2200円のサブスクリプション契約（定額利用）で料金を設定し、動画を閲覧できる海外サイト「OnlyFans」に誘導した。3000点を超える無修正の動画や写真を投稿し、2年あまりで約9500万円を稼いでいた。稼いだ金は借金の返済や生活費に充てていたという。

　調べに対し、「犯罪と分かっていたが、お金を稼ぎたいと思い、投稿を続けてしまった。こんなに多くの人がやっているのに私たちが捕まることはないと思った」と供述しているという。

　それにしても、恋人同士がただハメ撮りしているだけのプライベートな動画が、なぜこれほど人気だったのか。

「投稿した本数が3000点と多く、そのうち無修正動画が200～230点あった。2人は国内外を旅しながら、温泉旅館や露天風呂、キャンプ場、ネットカフェ、マッサージ店、スーパーのトイレなどシチュエーションを変えながら、露出プレーを撮影し、投稿していた。有名カップルだとこの手のサブスクリプションの相場は月額20ドル（約3100円）ほどですが、2人の場合、設定金額が14ドル（約2200円）と安かったことも影響しているのでは」（捜査事情通）

「OnlyFans」はロンドンに拠点を置く有料動画サイトで、外国人の利用者が多い。それも定額利用者が増えた一因になったようだ。

「尚皇実は外国人の血が入っているようで、どこかエキゾチックな雰囲気があり、自身のSNSでもギリギリの大胆ショットを投稿し、運営会社から警告を受けている。とにかく性に対して貪欲でプレー自体が激しく情熱的です。スタイル抜群で巨乳、パイパンの尚皇実がその妖艶なボディーを惜しげもなく露出し、ところ構わず、バイブやフェラ、アナルプレーをやりまくっている。すべての投稿作品がエロく、それが外国人ウケしたのではないか」（前出の捜査事情通）

　尚皇実ファンはもちろん、当の露出狂カップルも趣味と実益を得る機会を奪われ、さぞガッカリしていることだろう。