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知っても得しないけどちょっと気になるよね「サメの20のトリビア」【後編】

GIGAMEN / 2016年9月29日 10時11分

さあ、皆さんがお待ちかねの「サメの20のトリビア」、後編が始まりますよ!前編では、なんのこっちゃなトリビアばかりを紹介させてもらいましたが、後編もしっかりなんのこっちゃな内容のものばかりです。

お酒の場でのウンチクにぜひ使ってください。

11. 高体温で「はやさ」を発揮

水温より高い体温を保つサメは、様々な面において「はやさ」を発揮します。成長のはやさ、泳ぐはやさ、そして獲物をゲットする効率の良さは群を抜いています。その代わりに、サメは他の同サイズの魚と比べて最大10倍もの餌を食べる必要があるのだとか。

12. サメの大群=獲物にありつく獰猛なイメージ?!

サメが集まって食事をしている光景。歯をむいて、鼻息を荒げて、仲間と獲物の取り合いをしている、そんなイメージが湧いてきますよね。でも、集団で食事をしているサメたちは、実は大変穏やかな状態にあるのだそうです。サメはリラックスしたときにお腹を見せますが、仲間と獲物にありついたときにもよくお腹を見せるのだとか。

13. サメも白目をむく

人は驚きを覚えたり怒ったりすると白目をむきますが、サメもまた白目をむきます。

14. サメが白目をむくのは目を保護するため

白目をむいて恐ろしい形相で獲物に食らいつくサメをテレビ番組などで見たことがあるのではないでしょうか?実はあれ、サメは怒っているわけではなく、目を守るために瞬膜を閉じているのが白目をむいているように見えているのですよ。

15. 「ジョーズ」の語源は「あやしいヤツ」?「うさんくさいヤツ」?

映画「ジョーズ」ではサメは獰猛な悪者に仕立て上げられていますが、「JAWS」は、ドイツ・オランダ語で「うさんくさい」、「怪しげな」といった意味の言葉に由来しているという説があります。

16. JAWSは「素晴らしい魚」

他にも、「JAWS」の言葉はマヤ語の「XOC」からきたという説も。16世紀にイギリス人がカリビア諸島を訪れた時に、現地の言葉である「XOC」(素晴らしい魚)を耳にし、そこからJAWSへと変化したのだそう。

17. 最大のサメ「カルカロドン・メガロドン」

約260万年前に絶滅してしまった体長がおよそ15メートルだったというカルカロドン・メガロドンが、記録上で最大のサメと言われています。

18. メガロドンは生まれてすぐでも体長が1.8メートル

2010年に、1000万年と言われるカルカロドン・メガロドンの巣が見つかり、生まれたばかりのカルカロドン・メガロドンの赤ちゃんの体長がすでに1.8メートルもあることが分かりました。

19. サメも癌になる

1908年に、ヨシキリザメの体内に潜む悪性腫瘍が見つかっています。

20. 人にとってサメは(多くの場合)驚異ではない

本当の脅威は、「サメにとっての人」なのです。毎年およそ1億ものサメが私たち人間の手によって殺されています。多くの場合、「フカヒレ」が目的でサメは命を狙われるのです。ヒレを切られたサメは海に戻され、その後傷が悪化して命を落とすケースが多いそうです。

最後まで読んでみて、サメのイメージがガラリと変わったのでは?その名前だけで怖がられてしまう、とってもつらい立場にあるサメですが、海で雷にうたれて命を落とす人の方がサメに攻撃されて命を落とす人よりも断然その数は多いのです。その他多くの事故と比べても、サメが関わる事故は劇的に少ないのですが、映画の影響と、悪玉(ヒール)にぴったりの風貌もあって、これだけ恐れられる存在になったのでしょう。

今回取り上げたトリビアのように、サメの本当の姿が広まっていけば、少しはサメの「穏やかな面」にも気づいてもらえるかもしれませんね。サメ好きの筆者の密かな願いでもあります。

記事参照元:Discover

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